「日能研の授業だけだと、うちの子の苦手科目が心配…」 「志望校対策のために、個別指導も受けさせたいけど、料金はいくらかかるんだろう?」
中学受験に向けて集団指導塾の日能研に通わせている、あるいは検討中の保護者の方で、このように感じている方も多いのではないでしょうか。
日能研の個別指導部門である「ユリウス」は、日能研のカリキュラムと連携した指導が受けられるため、併用を考えるご家庭は少なくありません。しかし、気になるのはやはり追加でかかる費用ですよね。
この記事では、日能研の集団指導を補完する個別指導「ユリウス」について、以下の点を詳しく解説します。
- ・ユリウスの詳しい料金体系(入会金、授業料、季節講習費)
- ・学年別の料金詳細と、日能研と併用した場合の料金モデルケース
- ・そもそも日能研とユリウスは何が違うのか、併用するメリット
- ・料金に見合う価値があるのか、サービス内容や評判
この記事を読めば、ユリウスの料金に関する疑問が解消され、お子様に最適な学習プランを立てるための具体的な判断材料が得られます。
ユリウスの利用を検討する前に、大元となる日能研自体の特徴や全体の料金形態について詳しく知りたい方はあわせて確認しておきましょう。
ユリウスの料金体系の全体像

まず、ユリウスを利用する際にかかる費用の全体像を把握しましょう。料金は主に「入会金」「授業料(月謝)」「季節講習の費用」の3つで構成されています。
入会金と諸経費
ユリウスに入会する際には、初期費用として入会金が必要です。
- ・入会金:22,000円(税込)が基本となります。ただし、日能研の本科生や、過去に日能研グループ(日能研、ユリウスなど)に在籍していた場合は免除されます。また、兄弟姉妹が在籍している場合や、期間限定のキャンペーンで無料になることもありますので、入会前には必ず確認しましょう。
- ・諸経費: 教室によっては、教室維持費や教材費が別途必要になる場合があります。特に、市販の教材や志望校の過去問を使用する際は、実費での購入が必要です。
(参考:ユリウス公式サイト)
授業料(月謝)の仕組み
月々の中心となる費用が授業料です。ユリウスの授業料は、以下の3つの要素の組み合わせによって決まります。
- ・指導形態: 先生1人が生徒2人までを教える「1対2個別指導」が基本ですが、教室によっては先生と生徒が1対1で向き合う「1対1個別指導」も選択できます。一般的に、1対1指導の方が料金は高くなります。
- ・学年:小学校低学年から高校生まで対応していますが、学年が上がるにつれて料金も高くなる傾向があります。特に、中学受験の追い込み時期である小学6年生は料金が上がります。
- ・授業時間・回数: 1回の授業時間(例:90分)と、週に何回通うかによって月謝が変動します。苦手な1科目だけを週1回受講するのか、複数の科目を週2回受講するのかで総額は大きく変わります。
夏期・冬期など季節講習の費用
夏休みや冬休みなどに開講される夏期講習や冬期講習は、通常の月謝とは別に費用が発生します。
これらの講習は、普段受講していない科目を選択したり、苦手単元を集中して復習したりする絶好の機会です。料金は必要な授業コマ数に応じて決まるため、学習計画に合わせて柔軟に設定できます。例えば、「夏期講習で算数の文章題を10コマ分集中対策する」といった利用が可能です。
【学年別】ユリウスの授業料詳細

ここでは、気になる学年別の授業料の目安を見ていきましょう。 ※料金は教室や指導形態(1対1/1対2)によって異なります。以下は1対2指導・90分授業の場合の一般的な目安であり、正確な料金は最寄りの教室へお問い合わせください。
小学生(4年・5年・6年)の料金
中学受験を目指す小学生の料金は、学年が上がるごとに高くなるのが特徴です。
- ・小学4年生
- ・週1回(月4回):約20,000円~
- ・中学受験の基礎固めや、学習習慣の定着を目的とするご家庭が多いです。
- ・小学5年生
- ・週1回(月4回):約22,000円~
- ・苦手科目が出始める時期であり、日能研の授業のフォローアップとして利用が増えます。
- ・小学6年生
- ・週1回(月4回):約24,000円~
- ・志望校対策や過去問演習など、より専門的な指導が必要になるため料金が上がります。週2回、3回とコマ数を増やすケースも少なくありません。
中学生(1年・2年・3年)の料金
中学生コースは、高校受験対策や内申点対策が中心となります。
- ・中学1・2年生
- ・週1回(月4回):約22,000円~
- ・定期テスト対策や、英語・数学の苦手克服を目的とした受講が中心です。
- ・中学3年生
- ・週1回(月4回):約24,000円~
- ・高校受験に向けた本格的な対策が始まり、志望校のレベルに合わせた指導が行われます。
公立中高一貫校対策コースの料金
ユリウスでは、公立中高一貫校の適性検査に特化した対策コースも用意されています。作文や資料の読み取り、教科横断型の問題など、私立中学とは異なる対策が必要です。
料金は通常のコースと異なる場合があるため、専用コースの設置の有無と合わせて、希望する教室に直接確認することをおすすめします。
日能研との併用料金モデルケース

「実際に日能研と併用すると、月々、そして年間でいくらかかるの?」という疑問にお答えするため、具体的なモデルケースを3つご紹介します。 ※日能研の月謝は学年やコースにより異なりますが、ここでは一般的な金額を参考にしています。
小5で算数週1回受講の場合
日能研の授業で算数に苦手意識を持ち始めた小学5年生のケースです。
- ・日能研の月謝(小5) 約35,000円
- ・ユリウスの月謝(小5・週1回) 約22,000円
- ・合計月謝 約57,000円
この場合、年間の費用は月謝(約57,000円×12ヶ月)に、日能研とユリウスの季節講習費や模試代、教材費などを加えて、年間総額で90万円~110万円程度がひとつの目安となるでしょう。
小6で苦手2科目受講の場合
受験学年になり、算数と理科の2科目を強化したい小学6年生のケースです。
- 日能研の月謝(小6): 約45,000円
- ユリウスの月謝(小6・週2回): 約48,000円
- 合計月謝: 約93,000円
小6になると日能研の費用も上がり、ユリウスで受講するコマ数も増えるため、月々の負担は大きくなります。年間の費用は、季節講習の受講コマ数にもよりますが、年間総額で140万円~170万円程度を見ておくとよいでしょう。
志望校の過去問対策で短期利用の場合
普段は日能研のみで、秋以降に志望校の過去問対策として短期的にユリウスを利用するケースです。
- ・利用目的: 第一志望校の過去問の添削、時間配分の指導など
- ・利用期間: 10月~1月
- ・費用: 1コマ(90分)あたり約6,000円~7,000円と仮定し、全10回受講した場合、約60,000円~70,000円が追加でかかります。
このように、必要な時期に必要な分だけ利用できるのも個別指導のメリットです。
ユリウスだけでなく、苦手な算数を効果的に克服するための個別指導塾の選び方やプロ講師による強化のポイントをチェックしておきましょう。
日能研とユリウスの違いを比較

料金を把握したところで、改めて日能研とユリウスの違い、そして併用する意味について整理しておきましょう。
指導形態(集団と個別)
最大の違いは指導形態です。
- ・日能研: 集団指導です。決められたカリキュラムに沿って、クラス単位で授業が進みます。仲間と切磋琢磨できる環境が魅力です。
- ・ユリウス: 個別指導です。生徒一人ひとりの学習状況や目標に合わせて、オーダーメイドのカリキュラムで指導を進めます。
目的と役割(全体進度と個別課題)
指導形態が違うため、それぞれの目的と役割も異なります。
- ・日能研の役割: 中学受験に必要な知識を網羅的に学び、クラス全体で学力の底上げを図ることです。カリキュラムの進度は決まっており、それに沿って学習を進めます。
- ・ユリウスの役割: 日能研の授業で分からなかった部分の補習、苦手単元の克服、特定の志望校の過去問対策など、個人の課題を解決することです。
併用するメリットと注意点
日能研とユリウスを併用することで、集団指導と個別指導の「良いとこ取り」ができます。
併用のメリット
- ・学習の相乗効果が高い: 日能研の教材や模試の結果をユリウスの指導に直結させられるため、学習内容に無駄がなく、効率的に成績を伸ばせます。
- ・苦手科目をピンポイントで克服できる: 集団授業では質問しづらい子でも、個別指導なら気軽に質問でき、分かるまで徹底的に教えてもらえます。
- ・志望校に特化した対策ができる: お子さんの志望校の出題傾向に合わせた、きめ細やかな過去問対策や記述問題の添削が可能です。
併用の注意点
- ・費用が高額になる: モデルケースで見たように、併用すると月々の教育費は大きく増加します。家計への影響を十分にシミュレーションする必要があります。
- ・子どもの負担が増える: 通塾日数が増えるため、子どもの体力的な負担や、宿題をこなす時間の確保が課題になります。スケジュール管理を親子でしっかり行うことが大切です。
集団指導塾と個別指導をどのようなタイミングで併用すべきか、個別指導の比較や最適な開始時期の目安を知りたい方におすすめです。
料金に見合う?ユリウスのサービスと評判

高額な費用を払うからには、それに見合う価値があるのか気になりますよね。ユリウスのサービスの特徴と評判を見ていきましょう。
指導形式(先生1人に生徒1人or2人)
ユリウスの個別指導は、主に「先生1人:生徒2人」の形式で行われます。これは、1人の生徒が解説を受けている間、もう1人の生徒は演習問題に取り組むというスタイルです。適度な緊張感を保ちつつ、自分の力で考える時間も確保できるため、効率的な学習が可能です。
もちろん、より手厚い指導を希望する場合は「先生1人:生徒1人」の完全マンツーマン指導も選択できます。
日能研の教材・テストとの連携
ユリウス最大の強みは、日能研との強力な連携です。
- ・日能研のテキスト「本科教室」や副教材を使った指導
- ・日能研の公開模試の結果分析と、それに基づいた学習計画の立案
- ・日能研のクラスアップに向けた具体的な対策
このように、日能研の学習サイクルと完全に連動しているため、集団授業の成果を最大化するための最適なサポートが受けられます。
講師の質に関する評判・口コミ
ユリウスの講師は、厳しい採用基準をクリアした大学生や大学院生が中心です。特に、自身も中学受験を経験した日能研のOB・OGが多く在籍しているのが特徴です。
- ・良い評判・口コミ
- →「子どもの気持ちを理解してくれる、お兄さん・お姉さんのような存在で質問しやすい」
- →「日能研のカリキュラムを熟知しているので、連携がスムーズ」
- →「自身の受験経験に基づいた具体的なアドバイスがもらえた」
- ・注意すべき点
- →「講師との相性が合わないこともあった」
- →「プロ講師ではなく学生講師である点が気になる」
講師との相性は成績に直結する重要な要素です。多くの教室で体験授業が受けられるので、入会前にお子さんと講師との相性を確認することをおすすめします。
日能研の授業スタイルや指導体制について「ひどい」と言われる噂の真相や、実際の評判を客観的に知りたい方はあわせて確認しておきましょう。
ユリウスの料金に関するよくある質問

最後に、ユリウスの料金に関してよく寄せられる質問にお答えします。
日能研生向けの割引はある?
はい、あります。 前述の通り、日能研の本科生(通塾生)は、ユリウスの入会金22,000円(税込)が全額免除されます。これは併用を考えるご家庭にとって大きなメリットです。
支払い方法とタイミング
授業料の支払い方法は、原則として指定口座からの自動引き落としとなります。毎月27日に、翌月分の授業料が引き落とされるのが一般的です。詳細な手続きについては、入会時に教室から案内があります。
授業の振替やキャンセルについて
事前に連絡をすれば、授業の振替は可能です。ただし、「授業日の2日前までに連絡が必要」など、教室ごとにルールが定められています。急な体調不良や学校行事の際も安心ですが、振替のルールは入会時に必ず確認しておきましょう。無断欠席や当日キャンセルは振替ができない場合が多いので注意が必要です。
日能研の授業のフォローアップや志望校対策として個別指導を検討される中で、「我が子にとって本当に最適なサポート体制や費用感はどれだろうか」と迷われたときは、ぜひ受験の専門家に相談してみてください。
学研の家庭教師では、お子様の現在の学力や志望校、そしてご家庭の状況に合わせたオーダーメイドの個別指導をご提案します。日能研などの集団塾のカリキュラムに合わせた授業のフォローから、苦手分野のピンポイント克服まで、マンツーマンで丁寧に寄り添います。お子様が無理なく、そして確実に実力を伸ばせるよう、私たちと一緒に最適な道を考えてみませんか?
まとめ
今回は、日能研の個別指導「ユリウス」の料金について、日能研との併用を想定しながら詳しく解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。
- ・ユリウスの料金の仕組み: 入会金、授業料(月謝)、季節講習費で構成されます。授業料は「指導形態」「学年」「授業回数」で決まります。
- ・日能研生は入会金が免除: 日能研に通っているお子さんは、入会金22,000円が無料になるという大きな特典があります。
- ・日能研との併用が効果的: 日能研の教材や模試と完全に連携しているため、集団授業のフォローアップや苦手克服、志望校対策に最適です。
- ・費用と子どもの負担を考慮する: 併用すると学習効果が高い一方、費用や子どものスケジュール面の負担も増えます。ご家庭の状況に合わせて慎重に検討することが大切です。
- ・まずは相談と体験から: 料金や指導内容は教室によっても異なります。まずは最寄りの教室へ「資料請求」や「無料学習相談」を申し込み、お子さんに合うかどうかを直接確かめてみるのが一番です。
ユリウスをうまく活用すれば、日能研での学習効果を最大限に高め、お子さんを第一志望校合格へと力強く後押しすることができます。この記事が、あなたの塾選びの一助となれば幸いです。





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