多くの芸能人やスポーツ選手を輩出し、文武両道を体現する目黒日本大学中学校。
今回は、目黒日本大学中学校の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
目黒日本大学中学校の特徴

名称 | 目黒日本大学中学校 |
旧名称 | 日出中学校 |
所在地 | 東京都目黒区目黒1-6-15 |
最寄り駅 | JR山手線、東京メトロ南北線、都営三田線、東急目黒線 目黒駅より徒歩5分 |
設立 | 1903年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | あり |
出身有名人 | 菊地亜美(タレント)、山口百恵(歌手)、染谷将太(俳優)、中野雅臣(サッカー選手)など多数※目黒日本大学高等学校(旧日出高等学校)出身者を記載 |
目黒日本大学中学校は、「しなやかな強さを持った自立できる人間を育てる」という教育理念の下で、グローバル化が進む社会を生き抜く強い精神力と柔軟な対応力の育成を図っています。2019年4月より日本大学の付属校として、大学と連携した新たな教育体系が構築されています。日本大学のキャンパス見学や校内での日本大学学部説明会など、附属校のメリットを最大限に生かし、大学進学を見据えた進路指導が充実しているのが特徴です。また、目黒日本大学は多数の芸能人や著名人、プロスポーツ選手を輩出しており、強化指定部として水泳部・バドミントン部・ダンス部があり、文武両道を体現している学校でもあります。
目黒日本大学中学校の英語教育の特徴について
目黒日本大学では、英語教育を通して英語力・国際理解力・発信力を身に着けることを目指しています。さまざまな英語教育活動があり、オンライン英会話では週一回オンラインで外国人講師との一対一で会話を行うことで、生の英語に触れ、英語でのコミュニケーション能力の向上を図っています。また中学三年次には、全員参加の海外短期留学があります。3年間の学習の集大成としてオーストラリア・ブリスベンで1か月程度現地の家庭にホームステイし、現地の学校で授業を受けます。高校進学後の英語学習への動機づけとなることでしょう。
目黒日本大学中学校の偏差値レベル

目黒日本大学中学校の偏差値 | |
目黒日本大学中学校 | 58 |
偏差値が近い学校 | |
東京大学教育学部附属中等教育学校 | 58 |
芝国際中学校 | 58 |
目黒日本大学中学校と似た偏差値の中学校には、公立校では東京大学教育学部附属中等教育学校、私立校では、芝国際中学校、青稜中学校などが挙げられます。偏差値が高めであると同時に、偏差値60超えの中学校への進学をめざす受験生の滑り止めとしても有効であるため、難易度は高く、相応の受験対策が必要となります。
目黒日本大学中学校の入試対策

目黒日本大学中学校の入試対策をご説明いたします。入試方式は3通りあり、国語・算数。理科・社会の4教科を受験する4教科型入試、算数と理科の合教科型で行う算理入試、適性検査Ⅰ型・Ⅱ型を用いた適性検査型入試に分けられます。4つの日程にわけて実施します。入試方式によっては英検取得者に加点の制度があるため(3級で+10点、準2級以上で+20点)、可能であれば英検3級以上を取得していると良いでしょう。入試方式が多様であるため、配点や受験科目を考慮して受験者であるお子様に最も合った内容を選ぶとよいでしょう。
国語の傾向と対策について
国語は配点が100点で試験時間50分で行われます。3つの大問で構成されており、大問1では漢字の読み書き・ことわざ・慣用句・文法に関する問題が出題されています。ことわざや慣用句といった知識も頭に入れておく必要があるでしょう。大問2と3は、説明文や小説の読解問題となっています。文章も長めで、大問3の最終問題には字数指定のない記述問題があるため、素早く読み解いていくことが重要になってきます。
算数の傾向と対策について
算数は配点が100点で試験時間が50分となっています。4つの大問で構成され、大問1は一問一答形式の計算問題、大問2・3が大問完結の問題、大問4には穴埋め形式の問題が一部採用されています。基礎的な問題が多いものの、学校の授業より高いレベルの問題が出題されているため、問題を解きなれておく必要があります。
社会の傾向と対策について
社会は配点が50点で試験時間30分となっています。3つの大問で構成され、大問1が地理、2が公民、3が歴史で幅広い分野から出題されていることが特徴です。試験時間の割に問題数が多く、知識を正確に覚えておくことが最も重要です。
理科の傾向と対策について
理科は配点が50点で試験時間30分となっています。4つの大問で構成され、問題文の文章量が多く、解答に必要な部分を短時間で見抜く必要があります。問題形式も多様で、知識だけではなく、思考力が求められる問題もあるため、対策が必要です。
目黒日本大学中学校の受験を検討中の方へ
また、こうした対策は目黒日本大学中学校の受験指導に強い講師に教えてもらうことが、最大の近道です。詳しくはこちらをご覧ください。
目黒日本大学中学校の入学後にかかる費用について

目黒日本大学中学校の入学後にかかる費用をご紹介いたします。
受験料 25,000円(同時出願の場合は40,000円)
1年次の学納金
入学金 250,000円(入学手続き時)
授業料 504,000円
その他 285,000円(施設設備費、教育充実費)
預り金 315,000円(補助教材費、生徒会費、後援会費)
初年度納入金合計 1,354,000円
このほかに1・2年次のフィールドワークや3年次の海外短期留学のための積立金が発生します。
目黒日本大学中学校の良い口コミと悪い口コミ

ここでは目黒日本大学中学校の口コミをご紹介します。
良い口コミ
はじめに良い口コミをご紹介します。
自主性を大事にし、校則は厳しくなく、明るい校風です。諸先輩方の多方面の活躍もあり、生徒一人一人が誇りを持って通っています。先生方からは、より良い学校にしたいという熱を感じられ、これからがとても楽しみな学校です。
説明会で、先生方や生徒が明るく楽しそうな雰囲気があったのですが、入学して、本当にその通りの学校生活を送れています。迷われている方がいたら、是非説明会で体感されてみて検討する事をオススメします。
悪い口コミ
続いて悪い口コミをご紹介します。口コミを見て参考にすることは大事ですが、鵜呑みにするのはよくありません。子どもと学校の相性を確かめるには「学校行事を見に行く」「学校見学にいく」など、実際自分の目で見て感じることが大切です。
制服の着こなしはだいぶ厳しく見られます。第1ボタンが空いてるとか、スカートをおってるとか。
芸能コースがあるため、SNSに関する決まりごとは特に厳しく指導されています。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/7640/
まとめ
いかがでしたでしょうか。目黒日本大学中学校は長い歴史を持ちながらも、2019年には日本大学と付属校の協定を結ぶなど、中等教育のその先を見据えた新進気鋭な教育を提供しています。また芸能界だけでなく、プロスポーツの世界で活躍する人も多く、文武両道を体現している学校であると言えるでしょう。口コミについても良い口コミが非常に多く、入学してしまえば楽しく快適な学生生活を送れることでしょう。本稿が受験校選定の一助となれば幸いです。