多摩大学目黒中学校は、東京都目黒区に位置する男女共学の私立中高一貫校です。部活動では、サッカー部やダンス部が大会に出場するなど高い人気を誇っています。
今回は、多摩大学目黒中学校の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
多摩大学目黒中学校の特徴

名称 | 多摩大学目黒中学校 |
旧名称 | 目黒学園女子中学校 |
所在地 | 〒153-0064 東京都目黒区下目黒4丁目10−24 |
最寄り駅 | JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線「目黒」西口より徒歩12分 |
設立 | 1937年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | 無し |
上履き | 無し |
出身有名人 | 堀越大蔵/サッカー選手 |
多摩大学目黒中学校は、「質実清楚」「明朗進取」「感謝奉仕」の3つを教育方針に掲げています。誠実で主体的に何事にも取り組める人材の育成を目指しています。
多摩大学目黒中学校のその他の特徴について
コースは「特進クラス」と「進学クラス」の2つに分かれています。
特進クラス:難関国公立・難関私立大学現役合格を目指すクラスです。
進学クラス:GMARCHレベルの大学現役合格を目指すクラスです。
多摩大学目黒中学校の教育は、中学1年生〜高校3年生を3期に分けて考えられています。
1期(中学1・2年次)では、基礎の徹底を目指します。
数学は中学課程の全範囲を習得。特進クラスは英検3級以上、進学クラスは4級取得を目安に基盤を固めるなど、国語・理科・社会では見方考え方の幅を広めて総合的な力を高めます。
2期(中学3・高校1年生)では、応用力や実力を養成します。
1期の基礎学力を生かして、2期では応用力・実力を養成します。高校2年次からは文系・理系に分かれて、多彩な選択科目を有するカリキュラムで学び、希望する進路へ現役合格を目指します。
多摩大学目黒中学校の偏差値レベル

多摩大学目黒中学校の偏差値 | |
多摩大学目黒中学校 | 51 |
偏差値が近い学校 | |
日本大学第二中学校 | 50 |
品川翔英中学校 | 49 |
多摩大学目黒中学校は難関校ではありませんが、しっかりとした基礎固めをベースに基本〜標準レベルの問題を徹底することが大変重要です。多摩大学目黒中学校と同レベル程度の偏差値の学校には、日本大学第二中学校や品川翔英中学校などがあります。
多摩大学目黒中学校の入試対策

多摩大学目黒中学校の入学試験では傾向と対策も大事ですが、それ以上に考える力、それを支える幅広い知識と学力が大きな鍵となると言われています。
国語の傾向と対策について
試験時間は50分、100点満点です。
説明文と物語文の2題から、文章中の語句の意味や慣用表現の問題が出題される傾向にあります。また、記述問題も一部出題されるため、日頃から過去問などを使って正確に文章を読み取る練習をしておきましょう。また、漢字や慣用句の問題は必ず点数に繋げたい部分ですので、ケアレスミスには気をつけましょう。
算数の傾向と対策について
試験時間は50分、100点満点です。
基礎的な計算問題から図形、グラフ、規則性などの問題も出題されます。問題のレベルは基礎的なものが多いため、日頃から過去問や問題集などを使って確実に定着するまで繰り返し学習をすることが大切です。
理科の傾向と対策について
試験時間は50分(社会を含む)、50点満点です。
各分野からまんべんなく出題される傾向にあります。実験や観察に基づく問題が出されるため性格に問題を読み解く能力、論理的思考力が重要になります。
日頃から問題集や過去問を使って様々な形式の問題にも慣れておくことで高得点を狙えるようになります。
社会の傾向と対策について
試験時間は50分(理科を含む)、50点満点です。
理科同様、各分野からまんべんなく出題される傾向にあります。
問題数が少ない分、1問あたりの配点が大きいため日頃から過去問や問題集を通じて定着するまで繰り返し学習をしておきましょう。また、ケアレスミスを防ぐため時間配分に注意しながら問題を解く癖をつけましょう。
多摩大学目黒中学校の受験を検討中の方へ
また、こうした対策は多摩大学目黒中学校の受験指導に強い講師に教えてもらうことが、最大の近道です。詳しくはこちらをご覧ください。
多摩大学目黒中学校の入学後にかかる費用について

入学後にかかる費用をご紹介します。
※2025年度募集要項参照
入学金 250,000円
授業料(月額) 37,000円
施設設備費(月額) 10,000円
※他に旅行積立金、制服代等があります
※詳しくは公式サイトをご確認ください
多摩大学目黒中学校の良い口コミと悪い口コミ

多摩大学目黒中学校の口コミをご紹介します。
良い口コミ
小テストがこまめにあり、宿題もそれなりにあるので、勉強せざるおえない状況になります。自分から進んで勉強しなかった子供が、自分から取り組むようになりました。また、自習室もあるので、そこで宿題を終わらせてくる事も可能です
学力レベルは思ったより高いと感じました。先生方も実績を出したいのだと思います、熱心に対応してくれていると思います
充実しています。無料の英検対策、有料の夏期講習、iPadのstudyサプリ、有料と無料のスクールトーマス。生徒次第で使いこなせば塾は要らないです。
先生と生徒の距離が近く、熱心です。
サッカー部やダンス部が強く、学校もかなりバックアップしています。文武両道を目指し、先生も生徒も熱く頑張っています。近くに体育館も新設されさらにスポーツも更に盛んになりそうです。
鞄は自由、制服も可愛いです。
部活の鞄でいけるのでありがたいです。
悪い口コミ
ロコミを見て参考にすることは大事ですが、鵜呑みにするのはよくありません。子どもと学校の相性を確かめるには「学校行事を見に行く」「学校見学にいく」など、実際自分の目で見て感じることが大切です。
校舎が古いです。が、コンパクトにまとめられていると思います。
駅から少し歩くので、近いという感じではありませんが、よい運動になるかと思います。治安は良いです。
これが推しであるというところがない。学校側はあれこれとあげているが、どれも普通 。どこかしらの学校にありそう。
細かいテストセンターで習熟具合ははかっている。ガリガリ勉強する感じはまったくない。
進学クラスになりそうな子は少し考えた方がいいです。特進クラスを狙っているなら同じくらいの偏差値のとこの中では1番いいと思います。先生方もやる気がないとか無くとにかく熱心な先生方が多いです。自分はこの学校に入った事を後悔してません。中高一貫なので高校に行っても自分の性格などを理解してくれていて勉強をしやすいと先輩が言ってました。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/7632/
まとめ
いかがだったでしょうか。多摩大学目黒中学校は6年間の一貫した教育課程や学習環境の中で、多彩で豊かな教育内容の展開を通じて、個性や創造性の伸長を図ることができる、学びの深い学校と言えそうです。受験を希望する際には、中高一貫校の共学校という特徴を踏まえた上で総合的に検討されるのが良いかもしれません。