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コラム

共通テスト リスニング対策|9割目指す勉強法とおすすめ教材

「共通テストのリスニングどう対策すればいいんだろう…」 「模試の点数が全然上がらなくて焦る…」 「リスニングで高得点を取って、志望校に合格したい!」

大学入学共通テストを控えるあなたへ。リーディングは得意でも、リスニングに苦手意識を持っている受験生は少なくありません。自己流で勉強していても、なかなかスコアが伸びずに悩んでいませんか?

共通テストのリスニングは、正しい対策と勉強法を知っているかどうかで、点数が大きく変わる科目です。

この記事では、共通テストのリスニングで9割を目指すための具体的な勉強法から、本番で使える実践的なテクニック、おすすめの参考書・アプリまで、あなたの悩みを解決する情報を網羅的に解説します。ぜひ最後まで読んで、リスニングを得点源に変えましょう。

【共通テスト】リスニングの特徴と配点

まずは、敵を知ることから始めましょう。共通テストのリスニングがどのような試験なのか、その特徴を正確に把握することが対策の第一歩です。

問題構成と読み上げ回数

共通テストのリスニングは、大問6つで構成されており、問題によって音声が読み上げられる回数が異なります。

  • 第1問~第2問: 音声は2回読み上げられます。比較的短い英文で、基本的な聞き取り能力が問われます。落ち着いて聞けば、高得点を狙いやすいパートです。
  • 第3問~第6問: 音声は1回しか読み上げられません。英文が長くなったり、複数の情報を整理したりする必要があるため、難易度が上がります。一度で正確に聞き取る集中力が求められます。

特に1回読みの問題は、聞き逃しが許されないため、事前の十分なトレーニングが不可欠です。

最新の配点と目標点の設定

共通テストの英語は、リーディングとリスニングで構成されています。

  • リーディング: 100点
  • リスニング: 100点

このように、リスニングは英語全体の配点の半分を占める非常に重要な科目です。

目標点を設定する際は、まず現状の模試の点数を確認しましょう。その上で、「まずは苦手な1回読み問題で半分正解する」「最終的に全体で8割(80点)、得意なら9割(90点)を目指す」といった具体的な目標を立てることが、モチベーション維持につながります。
また、模試の点数の見方や目標設定のコツは以下の記事で詳しく解説しています。

センター試験からの変更点

共通テストは、以前のセンター試験から大きく変化しました。

  • 配点の変更: センター試験では筆記200点、リスニング50点でしたが、共通テストではリーディング100点、リスニング100点となり、リスニングの比重が大幅に高まりました。
  • 1回読み問題の増加: センター試験では全ての問題が2回読みでしたが、共通テストでは後半に1回読みの問題が導入されました。
  • 多様な英語: アメリカ英語だけでなく、イギリス英語や非ネイティブ話者の英語も出題されるようになり、様々なアクセントに慣れておく必要があります。

これらの変更点からも、共通テストに特化したリスニング対策が必須であることが分かります。

【共通テスト】スコアが伸びるリスニング勉強法

ここからは、リスニング力を飛躍的に向上させるための具体的な勉強法を4つ紹介します。これらを組み合わせることで、確実にスコアアップを目指せます。

シャドーイングの具体的な手順

シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、少し遅れて影(シャドー)のように真似して発音するトレーニングです。リスニング力向上に最も効果的な勉強法の一つと言われています。

シャドーイングを行うことで、英語特有のリズムやイントネーションが身につき、音声を聞き取る処理が自動化されていきます。

シャドーイングの進め方

  1. まずは音声だけを聞く スクリプト(台本)を見ずに、まずは自力でどれくらい内容を理解できるか確認します。
  2. スクリプトを見ながら聞く 聞き取れなかった部分や知らなかった単語をスクリプトで確認しながら、もう一度音声を聞きます。
  3. オーバーラッピング 音声と完全に同じタイミングで、スクリプトを見ながら発音します。
  4. シャドーイング 最後に、スクリプトを見ずに、音声の少し後を追いかけるように発音します。つっかえても止めずに、音声についていくことを意識しましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、毎日15分でも続けることで、英語の音が格段に聞き取りやすくなります。

聞き取り精度を上げるディクテーション

ディクテーションとは、聞いた英語をそのまま一語一句書き取る勉強法です。自分がどの音を聞き取れていないのかを明確に特定できるというメリットがあります。

例えば、「get it on」が「ゲリロン」のように聞こえる「音声変化(リンキング)」に気づいたり、聞き取れなかった原因が単語力不足なのか、文法知識の欠如なのかを分析したりするのに役立ちます。

シャドーイングと並行して行うことで、聞き取りの精度がさらに高まります。

英語耳を作る多聴と精聴の使い分け

リスニング学習は、質と量の両方が大切です。

  • 精聴: シャドーイングやディクテーションのように、一つの音源に集中して深く学習する方法です。スクリプトを読み込み、意味や構造を完全に理解することを目指します。
  • 多聴: 通学中や休憩時間などに、とにかくたくさんの英語を聞く方法です。完璧に理解できなくても問題ありません。英語のシャワーを浴びることで、英語の音やリズムに耳を慣らすことが目的です。

普段の学習では「精聴」で質を高め、スキマ時間には「多聴」で英語に触れる時間を増やす、という使い分けが効果的です。

単語力と正しい発音の習得

「単語は知っているはずなのに、音声だと聞き取れない…」という経験はありませんか?

その原因は、単語を文字だけで覚えていて、正しい発音を知らないことにあります。リスニングで聞き取るためには、単語の「意味」と「音」を結びつけて覚えることが不可欠です。

単語帳を選ぶ際は、必ず音声ダウンロード機能が付いているものを選び、新しい単語を覚えるときは、必ず音声を聞きながら発音も一緒に練習する習慣をつけましょう。

シャドーイングやディクテーションは効果が高い一方で、負荷設定や復習の回し方 を間違えると伸びにくいのも事実です。
学研の家庭教師なら、目標点から逆算して「毎週やること」を具体化し、伸びるやり方に修正しながら伴走します。

【共通テスト】リスニング│おすすめ参考書・問題集

ここでは、あなたのレベルや目的に合わせたおすすめの参考書・問題集を紹介します。自分に合った一冊を見つけて、効率的に学習を進めましょう。

基礎固めにおすすめの入門書

リスニングが本当に苦手で、何から手をつけていいか分からない人向けの参考書です。

  • 大学入試 はじめてのリスニングドリル: 中学レベルの簡単な単語や文法からスタートできるため、英語に苦手意識がある人でも安心です。短い英文の聞き取りから始め、徐々にステップアップできます。
  • 大学入学共通テスト 英語[リスニング]が1冊でしっかりわかる本: 共通テストの各設問タイプ別に、解き方のコツやトレーニング方法が丁寧に解説されています。基礎から共通テストレベルまで橋渡しをしてくれる一冊です。

8割・9割を目指す実践問題集

基礎力がつき、本格的に共通テスト対策を始めたい人向けの実践的な問題集です。

  • 大学入学共通テスト 英語[リスニング] 実戦対策問題集: 質の高いオリジナル問題が豊富に収録されており、演習量を確保したい人に最適です。1回読み問題の対策も十分にできます。
  • 大学入学共通テスト リスニング 集中講義: 人気講師による講義形式で、リスニングのポイントが分かりやすく解説されています。特に、先読みのテクニックや間違いやすいポイントの解説が秀逸です。

直前期の最終確認に使う予想問題

試験が近づいてきたら、本番さながらの形式で最終チェックを行いましょう。

  • Z会共通テスト実践模試シリーズ: 本番に近い難易度と形式で、実力を試すのに最適です。時間を計って解くことで、本番の時間配分やプレッシャーに慣れることができます。
  • 駿台大学入学共通テスト実践問題集(青パック): 多くの受験生が利用する定番の予想問題集です。復習用のスクリプトや解説も充実しており、最後の総仕上げに役立ちます。

スキマ時間で使えるリスニング対策アプリ

通学時間や寝る前のちょっとした時間を有効活用できる、おすすめの無料アプリを紹介します。毎日の学習に気軽に取り入れてみましょう。

NHK WORLD-JAPAN

  • 特徴: 日本のニュースを題材にした英語が聞けるアプリです。背景知識があるため内容を推測しやすく、学習の入り口として最適です。無料で利用でき、スクリプトも付いているため、ディクテーションやシャドーイングにも活用できます。
    (公式サイト: https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/ja/app/)

TED

  • 特徴: 様々な分野の専門家によるプレゼンテーションを視聴できます。アメリカ英語だけでなく、イギリス英語など多様なアクセントに触れられるのが大きなメリットです。スクリプトや多言語字幕機能も充実しており、無料で高度なリスニング学習が可能です。
    (公式サイト: https://www.ted.com/)

スタディサプリENGLISH

  • 特徴: リクルートが提供する有料アプリですが、体系的なリスニング対策ができる点が魅力です。ディクテーションやシャドーイング、発音チェック機能などがアプリ内で完結しており、ゲーム感覚で楽しく学習を続けられます。
    (公式サイト: https://eigosapuri.jp/)

RedKiwi

  • 特徴: YouTubeの動画や海外ドラマ、映画などを使って楽しく英語を学べるアプリです。短いフレーズごとに区切ってリスニングとスピーキングの練習ができ、飽きずに続けやすい工夫がされています。
    (公式サイト: https://redkiwiapp.com/ja/)

共通テスト本番の実践テクニックとコツ

十分な勉強を積んだら、最後は本番で実力を100%発揮するためのテクニックです。知っているだけで数点変わることもあるので、必ずマスターしておきましょう。

問題文・選択肢の先読み術

リスニングテストで最も重要なテクニックが「先読み」です。音声が流れる前に、問題文と選択肢に目を通しておくことで、これから流れる音声の内容を予測できます。

  • 先読みのコツ
    • 疑問詞(Who, What, Where, When, Why, How)に注目する: 何を聞き取るべきかが明確になります。
    • 選択肢の共通点と相違点を探す: 選択肢を比較し、音声のどの部分に注意して聞くべきかのポイントを絞ります。
    • イラストやグラフを先に見ておく: 視覚情報から、話される内容のテーマや状況を推測します。

問題が始まる前の説明時間や、問題間の短い時間を最大限に活用して、次の問題の先読みをする習慣をつけましょう。

時間配分と集中力を切らさない方法

共通テストのリスニングは約30分間続きます。最後まで集中力を維持することが高得点のカギです。

  • 分からなくても引きずらない: 1回読みの問題で聞き取れなくても、すぐに気持ちを切り替えて次の問題に集中しましょう。一つのミスが、その後の問題に影響するのが一番もったいないです。
  • 短い休憩を挟む: 問題と問題の合間に、一度目を閉じて深呼吸をするなど、意識的にリラックスする時間を作ることで、集中力が持続しやすくなります。
    また効率よく解くには、以下のURLも参考にするとさらに効果的です。

イギリス英語とアメリカ英語の対策

共通テストでは、アメリカ英語とイギリス英語の両方が出題されます。発音の違いに戸惑わないよう、普段から両方の英語に触れておくことが大切です。

  • 代表的な発音の違い
    • can’t: [ kænt ](米) vs [ kɑːnt ](英)
    • water: [ wάṭɚ ](米) vs [ wˈɔːtə ](英)
    • rの音: アメリカ英語は舌を巻いて発音するが、イギリス英語は母音の後などでは発音しないことが多い。

TEDやBBC Learning Englishなどを活用して、様々なアクセントに耳を慣らしておきましょう。

消去法による正答率アップのコツ

どうしても答えが分からない問題に遭遇したときは、消去法を使いましょう。

「これは絶対に違う」という選択肢を一つずつ消していくことで、正解の確率を上げることができます。例えば、本文で言及されていない内容や、本文の内容と明らかに矛盾する選択肢は、真っ先に除外できます。このテクニックは、特に難しい問題で有効です。

【共通テスト】リスニングが苦手な人のNG勉強法

一生懸命勉強しているのにスコアが伸びない人は、もしかしたら非効率な勉強法に陥っているかもしれません。以下の3つのNG勉強法に当てはまっていないか、チェックしてみましょう。

音源を聞き流しているだけ

通学中に英語のニュースを聞く「多聴」は有効ですが、それだけではリスニング力は伸び悩んでしまいます。ただBGMのように聞き流しているだけでは、聞き取れない部分はいつまで経っても聞き取れるようになりません。

必ずシャドーイングやディクテーションといった「精聴」の時間を確保し、聞き取れない原因と向き合うことが重要です。

スクリプトを確認しない

問題演習をした後、答え合わせだけして満足していませんか?

聞き取れなかった問題のスクリプトを確認しなければ、なぜ聞き取れなかったのか(単語を知らなかったのか、音声変化に対応できなかったのか等)が分かりません。復習の際は必ずスクリプトを読み込み、音声と文字情報を一致させる作業を行いましょう。

復習をせずに問題演習を繰り返す

新しい問題集に次々と手を出す「解きっぱなし」は、最もやってはいけない勉強法です。

リスニング力を本当に伸ばすのは、問題を解いた後の「復習」です。間違えた一問を完璧にシャドーイングできるようになるまで復習する方が、新しい問題を10問解くよりもはるかに効果があります。一つの教材を徹底的にやり込むことを意識してください。

【共通テスト】リスニングの学習スケジュール例

最後に、いつから、どのように学習を進めていけばよいのか、具体的なスケジュール例を紹介します。

高3夏から始める長期スケジュール

  • 夏休み(~8月): 基礎固め期
    • 音声付きの単語帳で、発音を含めた単語学習を毎日行う。
    • 入門者向けの参考書を1冊終わらせ、シャドーイングとディクテーションのやり方をマスターする。
  • 秋(9月~12月): 実践演習期
    • 共通テスト形式の問題集に取り組み、演習量を増やす。
    • 間違えた問題の復習(スクリプト確認、シャドーイング)を徹底する。
    • 週に1度は時間を計って問題を解き、時間感覚を養う。
  • 直前期(1月~本番): 最終調整期
    • 過去問や予想問題集を使い、本番同様の環境でリハーサルを行う。
    • 先読みや時間配分など、本番で使うテクニックの最終確認をする。
    • これまで使ってきた教材の復習に集中し、新しいものには手を出さない。

また勉強スケジュールを立てるには、以下のURLも参考にするとさらに効果的です。

試験直前期の短期集中プラン

もし対策を始めるのが遅くなってしまっても、諦める必要はありません。残り1ヶ月でも、やるべきことを絞れば点数は伸ばせます。

  • 優先順位1: 共通テストの過去問・予想問題
    まずは最新年度の過去問を解き、形式と自分の実力を把握します。その後は、予想問題集を最低1冊、時間を計って解き、徹底的に復習します。
  • 優先順位2: シャドーイング
    演習で使った問題の音源を使い、毎日15分でもシャドーイングを続けましょう。短期間でも、英語の音に耳を慣らす効果は大きいです。
  • 優先順位3: 単語の復習
    これまで使ってきた単語帳の、特に音声を聞いて意味が思い浮かばなかった単語を中心に復習します。

まとめ

今回は、共通テストのリスニングで高得点を取るための対策法を、具体的な勉強法から本番のテクニックまで詳しく解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。

  • 共通テストのリスニングは配点が100点であり、1回読み問題や多様なアクセントへの対策が必須。
  • スコアアップの鍵は「シャドーイング」と「ディクテーション」を軸とした質の高い学習。
  • 単語は意味だけでなく「正しい発音」とセットで覚えることが重要。
  • 本番では「先読み」と「時間配分」が点数を左右する。
  • 解きっぱなしにせず、徹底的な「復習」こそが最も成績を伸ばす。

リスニング対策は、やることを絞って継続できる形にするのがコツです。
一人で迷うときは、まず無料で相談して整理してみてください。

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