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子どもが勉強しない理由を解説。苦手意識の原因と解決方法

親の悩みごと

「他所のあの子は勉強しているのにうちの子は…」と子どもが勉強せず困っている保護者の方も少なくないかもしれません。

「勉強しなさい」と言っても全然してくれず、やってもすぐに集中力が途切れる。このような光景を見ると自分の子どもは勉強ができないのかなと心配になることもあるかと思います。

大切なのは、子どもが勉強しない理由を理解すること、そして勉強できるようになるためのコツをしっかり把握することです。

この記事では、勉強しない子どもへの正しい対処法について解説します。

子どもが勉強をしない理由

子どもが勉強しないのは、単に勉強が嫌いというだけではありません。実は勉強しない細かい理由があります。ここでは考えられる理由を8つご紹介します。

集中力が持続しない

勉強というのはある一定の集中力が求められます。しかし、子どもによってはなかなか集中できなかったり、できても持続しなかったりします。それによってすぐに気が散ってしまい遊びたくなってしまうなどで、なかなか勉強に向かうことができないのです。

勉強のやり方がわからない

勉強のやり方そのものがわからずに途方にくれている場合も考えられます。わからないことを考え続けてしまうことでそれが苦痛となってしまい、苦痛から逃れるためにゲームや漫画などに手が伸びてしまいます。
問題が解けないときやわからない時にどのように解決していくかという、勉強そのもののやり方を身につけることや親のサポートが大切です。

学校の授業についていけず、勉強が楽しくない

学校の授業が難しくて理解できない状態であれば、わからないことがわからないまま授業が進んでいってしまいます。そうすることで、理解しようとする意欲も次第に薄れていってしまい、それがそのまま勉強への苦手意識へとつながっていきます。

勉強する意味が分からない

勉強することに意味を見出せていない場合、なかなか自発的に勉強をすることは難しいでしょう。

今、自分が勉強することが将来どのように役に立つのか、なぜ勉強することが必要なのかなど、少しづつでも考えていくことが大切です。

「勉強しなさい」と強制されるから

小学校高学年から中学校にかけては特に「反抗期」になり、親に「勉強しなさい」と毎日のように言われると最初は勉強が嫌いではなくても強制されることから嫌になることがあります。

「勉強しなさい」と言われて勉強に向かう子どもは多くありません。どのようにすれば勉強に意義をもって取り組めるようになるかを親も考える必要があります。

勉強する環境・習慣がない

勉強するための環境や習慣がなければ、子どもが急に勉強することはありません。勉強するスペースや時間を設定していなければ、いつどこで勉強するのかが体感として身に付いておらず、自発的に勉強に向かうのは難しくなります。

部活動や新しい人間関係で疲れている

特に中学1年生や高校1年生など新入生にとっては、これまでの生活が激変し適応すべきことがたくさんあります。
学校、授業、部活や人間関係もあり、それらにより想像以上にストレスが溜まっているかもしれません。
過度なストレス下では勉強のことを考えるのは難しくなってしまいます。

スマホやゲームなどに手が伸びてしまう

スマホやゲームが近くにあるとついつい手が伸びてしまい勉強の妨げになってしまいます。現在では、中学生であってもスマホを持つことは当たり前で、友達とのコミュニケーションツールにもなっているのではないでしょうか。
スマホやゲームを取り上げてしまうのはなかなか難しい状況の中で、どのように勉強の習慣をつけていくのかが大切です。

勉強しない子どもはどうなる?

勉強しない子どもはどうなる?

では、子どもが勉強しないことでどのようなことが起きるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

どんどん授業についていけなくなる

学校の授業というのはその場で聞いて100%理解できればいいですが、そうはいきません。多くの子どもは自主学習が必要であり、それを怠ると授業についていけなくなりどんどん興味が薄れます。

それがまた勉強しない原因になり、まさに負のスパイラルになるのです。

自分に自信がなくなる

勉強への理解が低いことで定期テストはもちろん、授業中に先生に当てられて答えられないなど自分への自信の欠如にもつながります。そのことで余計に勉強への苦手意識が強くなり、最終的には勉強が嫌いになってしまいます。

将来の選択肢が狭くなる

勉強しない=勉強のやり方がわからないと、その先に待っている受験にも大きく影響します。
そして、受験でいい結果を得られないとその後の就職先の選択肢も狭まり、将来の可能性が縮まってしまう恐れがあります。

勉強しない子どもに勉強をさせる方法

勉強しない子どもに対して「勉強しなさい」と言っても効果はありません。では、どうすれば子どもは自ら勉強しようと思うのでしょうか。ポイントを順番に解説します。

勉強した先に何が待っているのかを聞かせる

勉強をすることで受験の可能性、そして将来の可能性を広げることができます。
しかし、子ども本人はその将来のことまでイメージすることができず、何となくはわかっていても実感できていません。
親や兄・姉など家族としてのコミュニケーションを増やし人生の先輩としてアドバイスや体験談を話して聞かせることで、具体的なイメージとして実感させてあげることが大切です。

そのためには、勉強のことだけでなく日頃からの対話が重要になってきます。

スマホやゲームの時間を決める

スマホやゲームは勉強にとって悪影響になりやすいので、時間を決めたりルールを設定することが必要です。
夢中になりやすいものはルールがなければそのままやり続けてしまいます。
また、思春期において自分の意思をコントロールするのはまだまだ難しいので、しっかりと親がサポートしてあげることが大切です。

親が勉強をサポートし、勉強のやり方を教える

勉強をしない子どもが自発的に勉強するようになるためには、親のサポートが必要不可欠です。しっかりと親が一緒に隣に座り、勉強のやり方を教えてあげることが大切です。
「正直私自身も勉強に自信がなく、子どもに教えられるかわからない」とお考えの方も多いでしょう。しかし、それは問題ではありません。
しっかりと子どもの隣に座って見守っていることや、子どもが問題を解けない場合にどのように解決していくかを導くことが大切です。
「先生はなんて言ってた?」「教科書にはなんて書いてある?」「ノートにはなんて書いてある?」と促してあげるのです。
また、それでもわからない場合は一緒に調べることで、どのように勉強するのかを体感として与えていくことが重要です。

勉強する時間を決める

勉強をする際もメリハリをつけることがポイントです。勉強時間を決めてスケジュール化することで、定期的に勉強をする「習慣」を身につけていきます。習慣化することができれば、自発的に勉強へ向かうことができるようになります。

「1日1問」で勉強ハードルを下げる

勉強しない子どもにとって勉強すること自体が難しいものです。
まずは、1日1問など勉強へのハードルを下げることで勉強へ取り組む機会を少しずつ作っていきます。
「1日1問」であれば子どもも勉強へ向き合うことが簡単になります。1日1問でも取り組むことで、勉強することの習慣へ繋げることができます。

できたことに注目する

普段勉強しなかった子どもが勉強をしたら、それだけで褒めてあげましょう。
もちろん勉強をする最終的な目標は定期テストだったり受験だったりと先の大きなことですが、その子どもにとっては勉強に取り組めたことが大きな成果なのでそれをしっかり評価してあげることで子ども自身もやる気が湧いてきます。

親も一緒に勉強する

特に効果的な方法として「親も一緒に勉強をする」という方法があります。「勉強しなさい」と言うだけでなく、親もしっかりと勉強している姿を子どもに見せる必要があります。
勉強をしていない人からの「勉強しなさい」よりも、実際に勉強している人からの「勉強はしたほうがいい」という言葉は説得力が変わってきます。
親が勉強をしている姿を見せることで、「勉強は必要なことなんだ」と子どもに感覚的に伝えていくことがポイントです。

目標をクリアさせ成功体験を積み重ねる

目標をクリアさせ成功体験を積み重ねる

勉強をするようになるには、「勉強は楽しい」「自分にもできる」と子ども自身に思わせる必要があります。

そのために重要なのが、やはり成功体験を積み重ねることです。

小さな目標を設定

成功体験といっても大きな目標を設定してしまうと達成することができません。それが自信喪失につながり勉強へのやる気がまた低下してしまいます。

その代わりに、本当に簡単で小さな目標を設定します。達成することで子どもの自信になり「次もやりたい」と思えるようになります。

テストの目標点数を設定

小さな目標を達成できるようになれば、次は具体的なテストの点数を目標に設定します。

ただ、ここで重要なのは高すぎる点数ではなく少し努力すれば届く点数を設定することです。
目標を達成することで子どもの自信を育むことが大切なので、しっかりと努力することで達成できる目標を設定することが重要です。

意外と見られている「親の姿」

子どもというのは1日の多くの時間を親と過ごします。ただ単に時間を過ごすだけでなく実は親の様子をよく見ていて、自然と真似するようになるのです。

つまり、子どもに勉強を頑張って欲しいのなら「勉強したい!勉強しないと!」と子どもが自然に思えるような「親の姿」を見せることが実は非常に効果的です。

例えば、仕事に全力を尽くしている姿や資格獲得のための勉強など、努力している姿を背中で見せることが必要です。

また、それらの努力の必要性を対話を持って子どもと一緒に考えていくことが、子どもが自主的に学習する姿勢の構築に繋がります。

まとめ

今回は、子どもの勉強しない理由やその対処法について解説しました。

勉強しないのには、勉強がわからない、勉強する目的がわからない、やり方がわからないなど様々な理由が隠れており、その子ども自身の理由をしっかり把握して理解してあげることが大切です。

また、「なぜ勉強しなければならないのか」と言うことを子どもと一緒になって考え、コミュニケーションを通して答えを見つけていくことが、子どもの自主的な勉強につながっていきます。

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