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コラム

通知表のコメントを適切に書く効果!書き方や先生の観点を解説

親の悩みごと
福惠 望(Fukue Nozomu)

学研エルスタッフィングにおける
家庭教師事業の統括責任者/高校受験マニア

入社以来、高校受験を控える全国各地の中学生本人と保護者に対する三者面談を数百例実施。
独自の通知表分析法、内申確保メソッドを確立し、多くの中学生の内申を「爆上げ」し、当初の志望校以上の高校へ合格させてきた実績も多数。
私生活では子どもが塾に通わず公立トップ校に合格。
趣味は「名門校めぐり」という、自他ともに認める根っからの高校受験マニア。

福惠 望(Fukue Nozomu)をフォローする

1.通知表のコメントに何を書けばいいのか

通知表には、保護者からのコメント欄があり、何を書けばいいかわからなくなることがありますよね。
しかし、このコメント欄には保護者がしっかり中身を確認したということを学校に伝える役割があります。

一体何を書けばいいのでしょうか。

先生への感謝の言葉

まずは担当の先生への感謝の言葉を述べることから始めましょう。毎日、子供のことを見て指導して、世話をしてくれている先生への感謝の気持ちを書くことで先生も嬉しい気持ちになります。

これは仕事上でも同じことで日頃お世話になっている相手にはまずは感謝の気持ちから伝えることが礼儀でしょう。

難しく考える必要はないので簡潔に書きましょう。

先生のコメントに対する返事

先生側からコメントをいただくこともあると思いますので、その際はしっかり返事をするようにしましょう。

コメントをしっかり確認したという意思表示の他に、学校だけではなく保護者と学校が力を合わせて子供の成長を見守っていくというプラスな態度も伝わります。

ここもそんなに難しく考える必要はなく、感謝の気持ちとその返事に対する考えを簡潔に述べましょう。

子供の家での様子

そして、家で子供がどのように過ごしているかをしっかり観察して伝えることも非常に大切な要素になります。

なぜなら、先生というのは30人ほどの子供を見ており、一人一人のことを完全に把握するということは難しいのです。そのため、プライベートの様子を理解している保護者が伝達してあげることで学校と家庭の連携がうまく取ることができるようになります。

例えば、「何も言わずにお手伝いをしてくれた」「以前より勉強への意識が上がった」など些細なことでも構わないので子供の成長を伝えるようにすると先生からのイメージもよくなるでしょう。

子供の次の目標

また、勉強や部活に関すること、そして友達との関係など子供のこれからの目標についても書いておくことをおすすめします。

子供に努力してほしいこと、達成してほしいことなど何でも構いません。

子供が目標を達成するには一人ではなく先生と良い連携を取りシェアしていくことが大切になり、ここで親の意見だけを書くと子供の意思とは異なり先生と子供に溝が生まれてしまう可能性があるので子供の意向をよく理解した上で達成可能な目標を書くようにします。

2.通知表に適切なコメントを書く効果

主に学校での子供の様子を見ているのは先生、家での子供の様子を見ているのは保護者です。

お互いにとって分かり得ないことを通知表のコメントを通して共有することで先生側はその子供の問題点や課題点、勉強へのサポートなど取り組むべきことが具体化でき子供自身の成長につながります。

そのためには保護者側が書きたい内容をしっかりまとめて言語化する必要があり、それを通して先生や学校側は家庭の意向を正しく把握することができます。

3.注意すべきコメント内容

注意すべきコメント内容

通知表のコメントにはこれといったルールがあるわけではありませんが、その書き方によっては先生に迷惑をかけたり子供の学校生活にも影響を及ぼす可能性があります。

学校や担任に対する意見や要望

子供の教育に大切なのは保護者と学校の協力作業です。これを頭に入れておき、コメント欄には独りよがりな感情的な内容は避けることが望ましいでしょう。

また、たとえ何か問題があった場合でも全て学校のせいにするのではなくチームワークとして解決していく姿勢や態度を見せたいものです。

仮に意見や要望がある場合は通知表のコメントではなく学校側と話し合いの機会を設けるようにするといいでしょう。

子供の欠点などを悪くいう

子供のことを悪くいうのもNGです。通知表を学校に持っていく際に子供が勝手に見てしまうリスクもあり、そうなると子供の心に傷がついてしまいます。

また、保護者からの意見によってそれを見た先生自身もやはり人間なので、子供へ先入観を持ってしまう可能性があります。

その先入観から普段の接し方にも変化が生まれるかもしれません。

ただし、褒めすぎるのも適切ではなくあくまでも客観性を持って書くことが重要になります。

4.通知表コメントの具体的な書き方・例文

ここでは、1学期・2学期・3学期の通知表に分けて解説します。

1学期の通知表

‘’いつもお世話になっております。
〇〇学年になり新しい友達も増えたようで大変嬉しく思います。
家庭では学校の宿題にも積極的に取り組むようになり自ら学ぶ姿勢が感じられます。
新学期は苦手にしていた計算を頑張りたいと言っていました。
2学期もご指導お願いいたします。’’

ここでは新学期になってからの子供の変化や成長を伝えます。

2学期の通知表

‘’いつもお世話になっております。
学校行事にも楽しく参加できているようで嬉しく思います。
運動会は日頃からスポーツが好きなので非常に楽しめたようです。
自宅でもよくスポーツ関連のテレビを観ています。
新学期は授業にも集中して取り組めるように家庭でもサポートしていきたいと思います。
3学期もご指導お願いいたします。’’

2学期には学校行事が行われることが多いのでそれを通した子供の成長や変化について書くといいでしょう。

3学期の通知表

’’いつもお世話になっております。
授業にも真面目に取り組んでいるようでよかったです。
冬休みは家族と一緒にアイススケートに行き、初めての経験でしたが徐々にコツを掴み最後まで楽しんでいました。
来年度は復習をより効果的に進められるよう家族で支えていきたいと思います。
今年度は大変お世話になりました。’’

3学期では冬休みの過ごし方や1年間を通じた子供の成長を伝えましょう。

5.通知表のコメントを先生はどれぐらいみる?

実際、通知表のコメントを先生はしっかり目を通して子供の成長につなげていることが多く、保護者の立場からしても簡潔に明確に書くことで子供のためになります。

ただ、あくまでも保護者から先生へのコメントなので「〇〇を頑張っていこうね」「もうちょっとだね」など子供に対するメッセージではなく、学校に提出するものとして書くようにしましょう。

6.まとめ

今回は、通知表のコメントを書く意味、その書き方や先生の観点について解説しました。

子供の教育は学校や家庭だけではなく両者の連携が非常に大切になるので、それをつなげる通知表のコメントというのは欠かせない存在になります。

コメントを書く際は今回紹介したポイントを参考に書いてみましょう。

福惠 望(Fukue Nozomu)

学研エルスタッフィングにおける
家庭教師事業の統括責任者/高校受験マニア

入社以来、高校受験を控える全国各地の中学生本人と保護者に対する三者面談を数百例実施。
独自の通知表分析法、内申確保メソッドを確立し、多くの中学生の内申を「爆上げ」し、当初の志望校以上の高校へ合格させてきた実績も多数。
私生活では子どもが塾に通わず公立トップ校に合格。
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