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【5分でおさらい】現在完了形とは?過去形との違いや訳すコツを解説

英語

現在完了形の意味や使い方が分からないという中高生の方も多いと思います。
この記事では「現在完了形とは何か」「現在完了形と過去形との違い」「現在完了形の訳すコツ」をご紹介します。
現在完了形が苦手で悩んでいるという中高生の方も、記事を読み終わる頃には現在完了形のイメージがはっきりし、自在に使いこなせるようになるでしょう。

現在完了形とは「過去から現在までの状態や動作」を説明する時制

結論から言うと、現在完了形とは「過去から現在までの状態や動作」の説明をするときの時制です。

「have + 過去分詞」という形で表します。

「過去から現在までの状態や動作」というところを詳しく説明すると、現在完了形には大きく分けて3つの使い方があります。
・継続用法
・経験用法
・完了(結果)用法

例文を挙げてひとつずつ順番にご説明します。

継続用法

継続用法は、過去から現在まで続いている状態や動作を説明する時に使います。

We have known each other for three years.
(私たちは3年前からお互いを知っています)

お互いを知り合っている状態が、3年前の過去から現在まで続いています。

一緒によく使われる副詞としてfor (〜の間)、since (〜から)など、期間を表す単語が挙げられます。

経験用法

経験用法は、過去に経験した動作や状態を表現するときに使います。

I have been to Canada twice.
(私はカナダに2回行ったことがあります)

過去にカナダに2回行ったことがあるという状態(経験)を説明しています。

なお、「〜に行ったことがある」と表現する際の注意点として、「行く」という動詞のgo toをむやみに使わないようにしましょう。

(a)My son has been to that island.
(私の息子はあの島に行ったことがあります)

(b)My son has gone to that island.
(私の息子はあの島に行ってしまって帰ってこない)

(a)は行った経験があるが今は戻ってきている、(b)は行ったきりで今ここにいないという意味になります。

経験用法と一緒によく使われる副詞としてはonce、twice、three timesなど、回数を表す単語が挙げられます。

完了(結果)用法

完了(結果)用法は、過去にしていた動作や状態が今ちょうど終わったことを表現するときに使います。

She has eaten breakfast.
(彼女は朝ごはんを食べたところだ)

朝ごはんを食べるという動作を、今ちょうど終えた(完了)ということです。

完了(結果)用法と一緒によく使われる副詞としてはjust (ちょうど)、yet (もう) 、already (すでに)など、今は状態や動作が終わっていることを強調する単語が挙げられます。

ポイントのおさらい

・現在完了形とは「過去から現在まで続いている状態や動作」を説明する時制
・「have + 過去分詞」という形で表す。
・「継続用法」「経験用法」「完了(結果)用法」の3つの用法がある。

現在完了形と過去形との違い

次に、現在完了形と過去形との違いは何でしょうか?次の例文を比べてみましょう。

(a) I practiced karate for 3 years.
(私は空手を3年間練習しました)

(b) I have practiced karate for 3 years.
(私は空手を3年間練習しています)

(a)は過去形で、過去のある時点で空手を3年間練習していたことはわかりますが、現在も空手を行っているのかは明言していません。仮に5年前からの3年間なら“5 years ago”などと追加の説明が必要になります。

一方(b)は現在完了形で、過去から現在まで3年間空手を練習していたことがわかります。

このように、過去から現在まで続いた、時間に幅のある状態や動作を説明できるのが現在完了形です。

ポイントのおさらい

・過去形は過去のある時点のみでの状態や動作を説明する。現在も、その状態なのかはわからない。
・現在完了形は過去から現在まで続いた、時間に幅のある状態や動作を説明できる。

現在完了形を訳すコツ

次に、現在完了形の訳し方について説明します。

現在完了形の文章を訳すコツは、下記の2つです、
・出てきた過去分詞の意味を正しく理解すること
・経験/継続/完了のどれに相当するかを判断して語尾を調整すること

過去分詞については、動詞+edの形が基本ですが、「be動詞」 be>been、「行く」 go>gone、「読む」 read>readのように不規則に活用する動詞も頻出するのでしっかり覚えましょう。

経験/継続/完了それぞれを訳す時の基本は以下のように語尾を調整することです。
・継続用法なら「(ずっと)〜している」
・経験用法なら「〜したことがある」
・完了用法なら「〜してしまった、〜したところ」

どの用法か迷った時は現在完了形と共に使われている副詞で判断できる場合も多いです。
例として、そのままだと判別が難しい文に様々な副詞を追加して、それぞれの場合の訳を考えてみましょう。

I have read the book. (⇒継続/経験/完了のどれでも当てはまりそう)

・I have read the book for 30 minutes. (⇒30 minutes、30分間という副詞があるので「継続」で訳す)
(私はその本を30分間ずっと読んでいる)

・I have read the book twice. (⇒twice、2回という副詞があるので「経験」で訳す)
(私はその本を2度読んだことがある)

・I have read the book already. (⇒already、すでにという副詞があるので「完了」で訳す)
(私はその本をすでに読んでしまった)

訳に困ったら、出てきた過去分詞の意味を正しく理解し、現在完了形の3つの用法のどれに当てはまるかを考えてそれぞれの用法の典型的な訳し方を思い出しましょう。

ポイントのおさらい

・出てきた過去分詞の意味を正しく理解する
・経験/継続/完了のどれに相当するかを判断して語尾を調整する
・継続用法なら「(ずっと)〜している」
・経験用法なら「〜したことがある」
・完了用法なら「〜してしまった、〜したところ」
・迷った時は共に使われている副詞で判断できる場合も多い

まとめ

「現在完了形とは何か」「現在完了形と過去形との違い」「現在完了形を訳すコツ」をご紹介しました。
経験/継続/完了の3つの用法があることと、それぞれの用法をどう訳すかを把握し、不規則活用する過去分詞を覚えておけば、文章を作るのも訳すのも簡単です。

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