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コラム

自由研究の面白いテーマやネタの探し方、まとめ方を紹介!

夏休みの困りごと

小学生の夏休みの宿題といえば「自由研究」。上手に取り組めば、お子さんの好きなことを学び深めるチャンスです。しかし、「自由」なだけに、「何をさせれば研究になるんだろう」「どんな手順で進めればいいのかわからない」と、お困りの保護者も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、小学生の自由研究にぴったりの面白いテーマやネタの探し方、まとめ方のコツをご紹介します。

小学校高学年向け面白い自由研究テーマ

小学校高学年向け面白い自由研究テーマ

小学生でも、高学年になると興味関心が広がり、ある程度複雑なこともできるものです。高学年のお子さん向けの、取り組みやすく面白い自由研究テーマを6つご紹介しましょう。

水の研究

理科系で比較的手軽に取り組めるのが、身近にある「水」の研究です。
水は、ミネラル成分の量によって「軟水」「硬水」に分けられます。日本の水道水は一般的に軟水です。市販の水は、ペットボトルに「軟水」「硬水」という表示があることで見分けられます。

軟水と硬水を用意し、同じ茶葉、同じ入れ方でお茶をいれてみます。色はどう変わるか、口に含んだ時の口触りはどうか、味や香りに違いはあるかなど、写真や動画、文章で記録を取りながら比較してみましょう。

天気図の見方

天気予報に頼らず、天気図や雨雲レーダーを見て毎日の天気を予想するのも、よい研究になります。天気図の見方を調べ、夏休み中毎日、天気図や雨雲レーダーの画像とともに明日の天気予測と実際の天気を記録していきましょう。

天気図は気象庁のホームページで見ることができます。天気図を見るのが難しければ、雨雲レーダーでもよいでしょう。

ボールのはね方の違い

数種類のボールを用意し、はね返り方の違いを調べます。

それぞれのボールを決まった高さから複数回落とし、はね返った高さの平均値を出します。高さを測るには、定規を粘土で垂直に立てたり、壁にメジャーを貼り付けたりするとよいでしょう。落とす高さや、落とす床の素材を変えてみるのもおすすめです。

街の歴史調査

自分が暮らす街がどのようにできたのかを調査してまとめます。
地元の図書館、歴史資料館に行き、司書や学芸員の方に相談すると、資料や調べ方を教えてもらえるでしょう。

歴史を伝える古い建物や石碑などは実際に見に行きましょう。そこの案内板や石碑にどのような内容が書かれているか、難しい言葉を調べながら読み解いてみるのもよい勉強になります。

世界の偉人研究

歴史上の偉人を適当に選んで調べるのではなく、お子さんが今興味関心を持っているものに関して、それを作った人や広めた人を調べてみると、より面白い研究ができます。

スポーツ、YouTube、アニメ、ピアノ、ダンスなど、一つを取り上げて、その発祥を調べます。どのように発展して広まったのかなど、年表にまとめるとよいでしょう。

色の研究

何色と何色を混ぜると何色になる、ということを、絵の具を使って実験します。
初めに予想をしておいて、結果と比較するとよいでしょう。

パレットの上で絵の具を混ぜ合わせたものを写真で記録する方法と、絵の具で着色した紙粘土を混ぜ合わせて、形として残す方法があります。

小学校低学年向け面白い自由研究テーマ

小学校低学年向け面白い自由研究テーマ

次に、小学校低学年のお子さん向けに面白い自由研究テーマを5つご紹介します。
高学年ほど複雑なことはできなくても、低学年なりに学びのある、楽しい研究ができるテーマです。

お菓子の数調べ

ふだん食べているお菓子の中身がどれだけ入っているのか、取り出して数を数える研究です。グミやポテトチップスなど、並べて正確に数え、表にまとめるだけでも、低学年なら立派な学習です。

割り算を習う3年生なら、値段と個数から「1個あたりいくらか」まで計算してみると、さらによい学びになるでしょう。

昆虫の観察

昆虫が好きなお子さんなら、カブトムシやクワガタ、カマキリやバッタなどの観察記録をまとめるのも、楽しい研究になります。

できれば、公園などに行って、自分で虫をつかまえるところからやってみましょう。いつ、どんな場所で見つけたのかを記録するとともに、色や形をよく観察しながら絵を描きます。絵を描きながら気がついたこともまとめるとよいでしょう。

果物の浮き沈み

水槽などに水を入れ、さまざまな果物を同じ大きさに切って入れます。浮くか沈むか、初めに予想して、結果と比べましょう。

皮の有る無し、生のまま状態と凍った状態とでどう違うかなども記録して表にまとめると、よい研究になるでしょう。水を塩水に変えるとどうなるかなども、やってみると面白いでしょう。

野菜や果物を育てる

自分が食べた野菜や果物の種を育て、芽が出るまでを比べるのも面白い研究になります。

スイカやぶどう、ピーマン、かぼちゃなどの種を育ててみましょう。プラスティック容器に水を含ませた脱脂綿を敷いて育てると、種の変化がよく見えて観察しやすいでしょう。1種類ではなく、数種類の種の変化を比べながら記録するのがおすすめです。

花の通り水

白い花と花瓶、食用色素を数色用意します。花瓶ごとに色素の色を変え、それぞれに同じ白い花を挿して、花の色の変化を観察します。30分おきくらいに写真を撮るなどして、変化を記録しましょう。

花の種類を変えたり、食用色素でなく絵の具ならどうなるかを調べたりすると、さらに研究が深まるでしょう。

自由研究のネタの探し方

自由研究のネタの探し方

自由研究のおすすめテーマをご紹介しましたが、このほかに自分でネタを考える場合、どんなところに着目して探せばよいでしょうか。3つのポイントをご紹介します。

興味のあることから探す

何といっても、お子さんが興味や疑問を持っていることからテーマを探すのが、楽しい研究の第一歩です。「どうしてアメンボは水の上を進めるの?」「どうやったらかけっこで速く走れるの?」など、お子さんの素朴な「?」をスタートとして、その謎を解くにはどうしたらいいかを親子で考えて調べてみるのがおすすめです。

好きな科目から決める

お子さんの好きな科目からテーマを考えるのもよい方法です。自由研究というと理科や社会に関わる内容に偏りがちですが、他の教科に関わるテーマもいろいろ考えられます。

国語が好きなら方言など「言葉」について調べてみる、算数が好きなら厚紙などで展開図を作ってどんな立体ができるか考えて作ってみるなど、教科書の内容も参考にしながら、お子さんが楽しそうと思うものを取り上げてみましょう。

テーマ、目的から決める

お子さんが自由研究で成し遂げたいことを考え、そこからテーマを設定する方法です。

「〇〇博士になりたい!」「〇〇を作りたい!」「〇〇できるようになりたい!」など、お子さんがやってみたいこと、できるようになりたいことを探ってみましょう。それを研究テーマにすればモチベーション高く取り組むことができ、達成感も大きくなるでしょう。

自由研究のまとめ方

テーマが決まり観察や実験を進めても、まとめる作業が難しくて大変だと感じる方も多いようです。せっかくがんばった研究ですから、わかりやすく上手にまとめたいものですね。
うまくまとめるためのコツを5つ、ご紹介しましょう。

メモをとる

上手にまとめるためには、まず記録のメモをしっかり取っておきましょう。実験や観察に夢中になってメモを残さないでいると、後でまとめるときに漠然とした感想しか書けません。
かかった時間など、数字とともに状況の記録を残しておくと、あとで表やグラフにするなど、研究らしいまとめができます。

シンプルにまとめる

結果や感想を思いつくままにダラダラと書くのは、まとめとしておすすめできません。「タイトル」「研究の動機」「研究前の予想」「研究方法や使った道具」「過程と結果」「わかったことや感想」「参考にしたもの」などの項目を立て、それぞれについてすっきりわかりやすく書きましょう。読む人にとってわかりやすいまとめになります。

色分けのルールを決める

紙にペンでまとめを書く場合は、色分けのルールを決めましょう。色分けのルールがないと見づらいまとめになってしまいます。

タイトルを青、本文を黒、本文の中の重要箇所を赤、というように決めて書くと、全体のまとまりが出ます。カラフルなほうが見栄えよく見えますが、意味なく色を変えることのないよう気をつけましょう。

写真を活用する

スマートフォンやデジタルカメラで記録写真を撮っておくのもおすすめです。画像を見ながら研究を振り返ってまとめることができますし、画像を印刷してまとめに取り入れることもできます。

上でご紹介した「花の通り水」などは、花の色が変わる経過を写真で残すと非常にわかりやすくなります。「街の歴史調査」でも、実際に訪れた場所の写真をマップ上に貼るなどして活用すると、よいまとめができるでしょう。

パワーポイントを使う

最近は小学生でもパソコンやタブレットの操作ができるようになってきています。自由研究も、紙ではなくパワーポイントにまとめると画像や動画も取り入れやすく、見栄えよくまとめられます。

様々な支援サイトでは、パワーポイントのテンプレートも紹介されていますので、それを参考にしてもよいでしょう。

まとめ

小学生の自由研究の面白いテーマやネタの探し方、まとめ方のコツをご紹介しました。お子さんが興味を持てそうなものが見つかったでしょうか?

少々手間のかかる「自由研究」ではありますが、面倒で嫌なものととらえるのはもったいないことです。お子さんの興味関心を知り、親子でワクワク挑戦する謎解きとして楽しんでみてはいかがでしょうか。この夏の自由研究が、親子のよい思い出になるといいですね。

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