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コラム

高校受験の対策・勉強方法のポイントや受験までの過ごし方を解説

高校受験の対策・勉強方法のポイントや受験までの過ごし方を解説 高校受験
福惠 望(Fukue Nozomu)

学研エルスタッフィングにおける
家庭教師事業の統括責任者/高校受験マニア

入社以来、高校受験を控える全国各地の中学生本人と保護者に対する三者面談を数百例実施。
独自の通知表分析法、内申確保メソッドを確立し、多くの中学生の内申を「爆上げ」し、当初の志望校以上の高校へ合格させてきた実績も多数。
私生活では子どもが塾に通わず公立トップ校に合格。
趣味は「名門校めぐり」という、自他ともに認める根っからの高校受験マニア。

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中学生やその保護者のみなさん、高校受験に向けて勉強を始めたいけれど、何からどう手をつけたらよいかわからず、困っていませんか?
受験勉強は、ただ長時間やれば何とかなるというものではなく、自分の現状を把握して計画的に進めることが大切です。

そこでこの記事では、高校受験のための対策のポイントや受験までの過ごし方、やってはいけないことなどについて詳しく解説します。

高校受験に向けた勉強を始める方法

高校受験に向けた勉強を始める方法

高校受験に向けて勉強を始めたいとき、何からどのように手をつければいいのでしょうか。
こちらの項目では、勉強を始める上で重要なステップを6つに分けてお伝えします。ひとつずつ確認してクリアしていきましょう。

模試を受けて、自分の現在地を知る

志望校を目指して勉強を始めるには、自分の現在地を把握することが欠かせません。そのために、模試を必ず受験しましょう。

模試を受験すると、自分の偏差値が出ます。その偏差値と志望校の偏差値を比べて、どのくらい開きがあるのか、自分の弱点がどこなのかなどを見極めます。そうすることで、何をどれくらい勉強する必要があるのかをつかむことができるのです。

模試は、早いところでは年度初めの4月から、通常は6月ごろから行われていますので、できるだけ早いタイミングで申し込みましょう。もちろん、1度受けて終わりではなく、勉強を進めながらできれば毎月受験して、自分の現在地の変化を確認していくことが大切です。

勉強計画を立てる

自分の現在地がわかったら、受験までどのように勉強して力をつけていくか、しっかり計画を立てます。いきなり長期の計画を立てるのが難しければ、とりあえず当面1か月の分を立ててみるのがおすすめです。

模試の結果を見て、自分の弱点だと思われる教科には特に時間を割き、それ以外もバランスよく組みます。はりきってぎっちり詰め込んでしまうと計画倒れになりやすいので、余裕を持った計画にしておきましょう。

基礎を固める

「入試」というと「難しい」というイメージがあるかもしれませんが、一般的な高校入試の場合、6割は中学1、2年生の内容から出題されるとも言われます。1、2年の学習内容に不確かなところがあれば、まずは徹底的に復習して基礎基本をしっかり固めることが先決です。四則計算ができない人に難しい方程式が解けないように、基礎ができていなければ応用問題が解けることはまずありません。焦って基礎をおろそかにしないよう注意しましょう。

問題集を繰り返し解く

基礎基本事項を頭に入れたら、演習をくり返して問題に慣れることが大切です。問題集は各教科1冊を厳選し、日をあけて3回以上はくり返し解くようにしましょう。1冊を完璧にすることで、特定の分野に偏らずバランスよく力をつけることができ、「1冊やりとげた!」という自信にもなります。

1冊を完璧に仕上げたあと時間に十分な余裕があれば、さらにレベルアップした問題集に取り組んでもよいですが、中途半端になるようなら無理をすることはありません。

間違えた問題は確実に解けるようにする

問題集を初めて解くときには、間違えた問題にチェックをつけておきましょう。最初はチェックが多くても大丈夫です。2回目に解いて正解できれば「OK!」などと書き、また間違えてしまったら2つ目のチェックをつけます。

こうして1冊の問題集を3回以上くり返し解いてから見直し、チェックが2つ3つついている問題があればそれが自分の弱点だとわかります。その問題を確実に解けるようにして弱点を徹底的につぶしましょう。こうすることで安定した得点力をつけることができるのです。

志望校の過去問を解く

一般的な問題集である程度力をつけたら、志望校の過去問にも、上で紹介した方法で取り組みましょう。志望校の出題傾向をつかみ、その中の自分の苦手分野を把握して対策をすることで、弱点をなくすことができます。

また、志望校の過去問を解くことは、本番での時間配分の練習としても大切です。最初のうちは時間がかかってもかまいませんが、試験日が近づいてきたら、本番を想定して時間を測って取り組み、時間内に余裕を持って解けるようにしておきましょう。

教科別勉強のポイント

教科別勉強のポイント

つぎにそれぞれの教科別に勉強のポイントを確認しましょう。

国語

国語の勉強ポイントは、まず速読力と正確な読解力を養うことです。
文章を読む際に、主題や要点を把握しながら、効率的に情報を吸収しましょう。また、漢字や語彙の習得にも力を入れることが重要です。語彙力を高めるためには、毎日一定数の単語や熟語を学習し、継続的に増やしていくことが効果的です。さらに、古文や漢文の基本的な文法や訓読法も理解しておくことで、幅広い問題に対応できるようになります。国語の勉強は地道な努力が必要ですが、コツコツと続けることで確実に力をつけることができます。

数学

数学の勉強ポイントは、基本的な公式や定理を完璧に理解し、具体的な問題に適用できるようになることです。
まずはワークの例題からはじめ、理解を深めるようにしましょう。
次に、問題集や過去問に取り組み、様々な問題を解くことで柔軟な発想力と応用力を身につけます。また、間違えた問題はなぜ間違えたのかを分析し、復習を怠らないようにしましょう。計算ミスを防ぐためにも、繰り返し演習を行い、計算力を向上させることが重要です。数学は解法を覚えるだけでなく、論理的思考力を鍛えることが求められるため、様々なアプローチで問題に取り組むことが効果的です。

英語

英語の勉強ポイントは、リーディング、リスニング、文法、語彙の4つのスキルをバランス良く鍛えることです。
まずは教科書や問題集で基本文法や語彙を学び、理解を深めましょう。次に、英語の記事や小説を読むことでリーディング力を向上させ、新しい表現に触れることができます。
リスニング力を養うためには、リスニング教材を1冊選んで、徹底的に演習を繰り返しましょう。
また、音源を聞くだけではなく、聞いたところを音読することをオススメします。

①リスニング
②リスニングした内容を音読
③発音やイントネーションを確認

上記の手順で、練習することが重要です。英語学習は継続が大切なので、毎日少しずつでも取り組みましょう。

理科

理科は、図や表や実験結果を読み取る問題が多く、事実関係を理解し自分の言葉で表現する力が求められます。ただし、これらの「読み取る能力」や「表現する能力」を発揮するためには、基礎知識が不可欠です。
従って、基礎の習得が重要で、疎かにすると点数を落とす恐れがあります。基礎知識を確実に身につけ、図表や実験結果の読み取り能力を鍛えることが、理科の勉強におけるポイントです。

社会

社会の勉強ポイントは理科とほぼ同じです。
図や表や資料を読み取る問題が多く、事実関係を把握して自分の言葉で表現する力が重要であり、これらの「読み取る能力」や「表現する能力」を発揮するためには、基礎知識が不可欠となります。
一点、理科と違うところは、時事問題があることです。
タイムリーな内容が出題される可能性が高いため、毎日ニュースをチェックしておくことが有効です。図表や資料の理解、基礎知識の獲得、時事問題へのアンテナ張りが、社会の勉強ポイントとなります。

やってはいけない勉強方法

やってはいけない勉強方法

高校受験に向けてやるべきことをお伝えしましたが、逆に「やってはいけない勉強方法」もあります。ここでは、多くの中学生が陥りやすい、間違った勉強方法を4つ紹介しますので、自分があてはまっていないかどうか、チェックしてみてください。

参考書を大量に買う

「受験勉強を始めるぞ!」とはりきって、参考書をたくさん買い込むのはやめましょう。何冊もの参考書をつまみ食いのように使うのは効率が悪く、すべてを仕上げることも難しいため達成感や自信にもつながりません。

参考書は、自分のレベルに合ったものを1冊厳選し、すみからすみまで、くり返ししっかり取り組んで完璧に仕上げた方が確実に力がつきます。必要な内容が網羅されていて解説が分かりやすいものを各教科1冊選びましょう。

参考書に赤ペンで解答を書く

参考書や問題集を解いて、できなかった問題のところに解説の正解を赤ペンで書き写す人がいますが、これもやめましょう。

解答を書き込んでしまうと、それを見てわかったような気になってしまいます。しかし、それでは実際には解けるようにはなりません。答えを見ずに、自分で一から解けるように練習することが必要です。

できなかった箇所にはチェックだけをつけておき、その問題を見ながら別のノートなどに自力で解答することをくり返しましょう。

記述式の問題を目で追う

文章で解答する記述式の問題に取り組むとき、自分で解答を書かずに解答例を読んだだけでわかった気になっていませんか?これも、やってはいけないやり方です。解答例を見て、「ああ、こんな感じか」「こんな内容を入れればいいんだな」と納得できても、実際に自分の言葉で文章にできるかどうかはまた別だからです。

解答例を読むのはよいことですが、その後しばらくたってから、最初から最後まで自分ひとりで書けるかどうか、必ず実際に書いてみましょう。

きれいにまとめる

几帳面でまじめな人に多いのが、教科書や授業ノートを見ながら別のノートにきれいにまとめることです。色ペンなども使って重要事項を整理するので、「勉強した!」という気になりやすいのですが、これも効率が悪く、得点にはつながりにくいやり方です。

覚えることが目的なら、きれいに書く必要はありません。なぐり書きでいいので何度も書いて覚えます。覚えたことを整理したいなら、教科書などを写すのではなく、頭に入っていることを自力で整理して書いてみるほうが力がつきます。

高校受験までの過ごし方

高校受験までの過ごし方

次に、中3の4月から高校受験までの期間を4つに分け、それぞれの時期にどう過ごせばよいか、やっておくべきこと、気をつけるべきことを見ていきましょう。

4月〜夏休み前

受験生としてスタートする4月ですが、まだ部活動も忙しい時期です。大会などのための練習に時間を取られがちですが、勉強がおろそかにならないよう、すきま時間を活用するなどして少しでも学習時間を作りましょう。

また、学校生活のあらゆる面で、入試の内申点を意識した取り組みを心がけましょう。日ごろの授業態度や提出物などをきちんとすること、定期テストで高得点を取れるようしっかりと対策をしておくことが大切です。

夏休み

夏休み前には多くの部活動が終了し、いよいよ本格的な受験勉強が始まる時期です。
まだのんびりしている人もいるので、ここでがんばっておくと差をつけることができます。

学校の宿題にしっかり取り組むのはもちろんですが、それだけでよしとせず、中1、中2で習った内容をひととおり振り返っておきましょう。理解不十分なところが見つかったらこの時期に集中して復習し、知識の抜け・漏れをなくしておきましょう。

9月〜冬休み前

夏休みが明けたら、入試に向けて徹底的に勉強するべき時期に入ります。この時期にはみんな勉強をするのが当然になるので、やらなければ差をつけられてしまいます。土日はもちろん、平日の下校後にも毎日しっかり時間を確保して勉強しましょう。

授業や定期テストへの取り組みも、引き続きしっかり行います。この時期までに内申点をしっかりアップさせておくと、入試本番が楽になり、合格にぐっと近づくことができるでしょう。

冬休み以降

いよいよ入試本番が近づき、問題集や過去問をやり込む時期になります。
問題集は最低3回はくり返し解き、「この中の問題はすべて解ける」という状態を目指しましょう。

また、直前期には、本番と同じ時間を測り、本番と同じように集中して過去問を解いてみます。制限時間内に余裕を持って解き終われるよう練習しましょう。何度も間違う問題が見つかったら、本番では必ず解けるように徹底的に復習して万全を期しましょう。

もう少しシンプルに考えると

もう少しシンプルに考えると

学研の家庭教師では、中3の4月から高校受験までを前半戦と後半戦に分けて考えています。前半戦は4月〜11月にあたり、この時期は内申点の獲得に専念することが重要です。内申点を獲得することは受験に有利に働き、その行為が受験勉強にもなるためです。

後半戦は11月以降にあたり、この時期は内申点が確定するので、受験当日の学力検査に向けて準備することが必要です。少しでも点数アップできるように、問題集や過去問をしっかりと解くことが大切です。

受験の多くは学力検査の獲得点数と内申点によって合否が決定します。学力試験の点数獲得が注目されがちですが、特に公立高校受験においては内申点をより多く獲得していることが有利に働きます。内申点の1点は学力検査における点数の5〜7点ほどの価値があるとも言われています。
そのような意味でも中学の日々の生活がそのまま受験に繋がっていると言っても過言ではないのです。

「自分ではできない!」そんな時は

「自分ではできない!」そんな時は

高校受験に向けた勉強のしかたをご紹介してきましたが、ここまで読んで「ひとりでできるだろうか…」と不安になった人もいるのではないでしょうか。

そんな場合には、家庭教師の利用もおすすめです。家庭教師がどんなことをしてくれるのか、具体的に見てみましょう。

勉強計画の作成をサポート

受験に向けて勉強計画を立てる必要性をお伝えしましたが、難しいと感じる人も多いようです。自分と志望校の偏差値がわかっても、なにをどれくらいがんばれば目標に届くのかを中学生自身が見通すのは、確かになかなか大変です。

家庭教師を利用すれば、生徒の現在の習熟度を見て、今後の勉強計画の作成をサポートしてもらえます。多くの受験生を指導してきたプロの手を借りられるので、安心して勉強を進めることができます。

合格に必要な要素を教えてくれる

勉強計画を作る際、家庭教師なら、志望校に必要な内申点や本番で取るべき得点なども、過去のたくさんのデータをもとに教えてもらえます。

また、そのためになにをしなければならないかについても、具体的に指導してもらうことができます。自分の志望校の合格実績が豊富な家庭教師を選ぶとよいでしょう。

解けない問題もサポート

勉強を進めていると、ひとりでは解けない、解説を読んでもわからない…ということもあるものです。そこであきらめてしまうと、成績はいつまでも伸びません。

家庭教師が週に数回来てくれると、そんな問題もマンツーマンで指導してもらえます。ひとりで解いていてわからなくても、「次に家庭教師が来たとき質問できる」と思えることで、勉強のモチベーション維持につながります。

志望校に関する情報も

家庭教師は、問題を解くサポートだけでなく、志望校に関するさまざまな情報収集もサポートしてくれます。

入試に面接や作文がある場合はその傾向と対策も教えてもらえますし、場合によっては、学校行事の様子や卒業後の進路などの情報まで聞けることもあります。万全な入試対策をしつつ、「志望校に合格したい!」という気持ちを高めることにも役立つでしょう。

まとめ

高校受験のための対策のポイントや、受験までの過ごし方などについてお伝えしました。
やるべきことは見えてきたでしょうか。

受験までの期間は、受験生にとっても保護者にとっても、先の見えない不安との戦いでもあります。しかし、やるべきことを把握してひとつひとつ確実に取り組んでいけば、合格は必ず見えてきます。

ひとりでは不安だというときには、家庭教師を上手に利用するのも一手です。頼もしいサポーターがいれば精神的にも安定し、勉強もいっそうはかどることでしょう。
みなさんの健闘をお祈りしています。

福惠 望(Fukue Nozomu)

学研エルスタッフィングにおける
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入社以来、高校受験を控える全国各地の中学生本人と保護者に対する三者面談を数百例実施。
独自の通知表分析法、内申確保メソッドを確立し、多くの中学生の内申を「爆上げ」し、当初の志望校以上の高校へ合格させてきた実績も多数。
私生活では子どもが塾に通わず公立トップ校に合格。
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