「中学受験で英検を持っていると有利って本当?」「どの学校で、何級から加点されるの?」 お子さんの中学受験を考え始めた保護者の方なら、一度はこんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。
近年、グローバル化の進展に伴い、中学受験において英語力を評価する学校が急増しています。その代表的な指標となるのが「英検」です。
この記事では、中学受験における英検の加点・優遇制度について、徹底解説します。東京・神奈川を中心とした首都圏・関西の優遇校一覧から、何級を目指すべきか、いつまでに取得すれば良いかまで、あなたの知りたい情報を分かりやすくまとめました。
この記事を読めば、お子さんの英語力を最大限に活かす受験戦略を立てられるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
英検優遇・加点校一覧【最新版】

さっそく、中学受験で英検の資格を評価してくれる中学校をエリア別にご紹介します。
優遇内容は「得点加算」「みなし得点」「出願資格」「合否判定での考慮」など学校によって様々です。また、対象となる入試形態が限られている場合も多いため、必ず各学校の最新の募集要項をご確認ください。
(※最新年度入試の情報は、各校の公式サイトで順次公開されます。以下は主に過去年度入試の情報に基づいていますので、出願前には必ず志望校の公式サイトで最新情報をご確認ください。)
東京都の英検優遇・加点校
東京は特に英検利用入試が盛んなエリアです。多くの学校で様々な優遇措置が設けられています。
(参考:各学校公式サイト)
※具体的な級の扱い・点数配分・出願資格条件 は最新の募集要項(公式サイトPDFなど)を必ず確認する ことを強くおすすめします。
神奈川県の英検優遇・加点校
神奈川県でも、横浜市や川崎市を中心に英検を評価する学校が増えています。
(参考:各学校公式サイト)
※具体的な級の扱い・点数配分・出願資格条件 は最新の募集要項(公式サイトPDFなど)を必ず確認する ことを強くおすすめします。
千葉県・埼玉県の英検優遇・加点校
千葉県や埼玉県でも、グローバル教育に力を入れる学校を中心に英検利用が広がっています。
(参考:各学校公式サイト)
※具体的な級の扱い・点数配分・出願資格条件 は最新の募集要項(公式サイトPDFなど)を必ず確認する ことを強くおすすめします。
関西エリアの英検優遇・加点校
関西エリアでも、京都・大阪・兵庫を中心に英検を活用できる学校があります。
(参考:各学校公式サイト)
※具体的な級の扱い・点数配分・出願資格条件 は最新の募集要項(公式サイトPDFなど)を必ず確認する ことを強くおすすめします。
英検の優遇校情報を踏まえて、我が子にとって本当に適した志望校をどのように見つけ出し選定していけばよいか、具体的な選び方のステップを確認したい方はこちらの記事もおすすめです。
中学受験における英検優遇制度の種類

「英検優遇」と一言で言っても、その内容は学校によって様々です。ここでは、主な優遇制度の4つの種類を解説します。志望校がどの制度を採用しているかによって、有利になる度合いが変わります。
得点への加算
入試本番の得点に、取得級に応じた点数がプラスされる制度です。 例えば、「英検3級で10点加算」「準2級で20点加算」のように、合否を左右する貴重な点数を上乗せできます。特に、算数や国語が苦手な受験生にとっては、大きなアドバンテージとなるでしょう。
英語試験の免除・みなし得点
特定の級を持っていると、英語の試験が免除されたり、満点(100点)や80点など、一定の得点が保証されたりする制度です。 「みなし得点」と呼ばれ、英語が得意な受験生にとっては非常に有利な制度です。当日の体調や問題との相性に左右されず、安定した得点を確保できるのが最大のメリットです。
出願資格として認定
特定の入試形態(英語入試、グローバル入試など)を受験するための条件として、英検の級が求められるケースです。 この場合、英検を持っていないと、その入試にチャレンジすることすらできません。グローバル系のコースや、英語教育に特化した学校を目指す場合は、出願資格として英検が必要かどうかを真っ先に確認しましょう。
合否判定での参考・考慮
直接的な加点や免除はないものの、合否のボーダーライン上にいる場合に、取得級が考慮される制度です。 例えば、同じ総合点の受験生が2人いた場合、英検を持っている方が優先的に合格となる可能性があります。「お守り」のような役割ですが、最後のひと押しになることも。学習意欲や将来性を評価する指標として使われます。
何級から有利?級別の目標

「結局、何級を取得すれば中学受験で有利になるの?」という疑問にお答えします。目標とする学校のレベルによって、求められる級も変わってきます。
英検3級で目指せる中学校
英検3級は、中学初級レベルの英語力の証明です。 中学受験において、多くの学校が優遇措置の対象とし始めるのがこの3級からです。加点や出願資格として利用できる学校が増え、受験の選択肢が広がります。まずは3級の取得を目標にするのが現実的と言えるでしょう。
英検準2級で目指せる中学校
英検準2級は、中学中級〜高校初級レベルとされ、中学受験においては明確なアドバンテージとなります。 準2級以上を条件とする難関校や、より手厚い加点・みなし得点制度を設けている学校も多くあります。英語を得意科目としてアピールしたいなら、ぜひ準2級の取得を目指しましょう。
英検2級で目指せる中学校
英検2級は、高校卒業レベルの高度な英語力の証明です。 ここまで来ると、中学受験では非常に強力な武器となります。難関校の英語入試で有利になるのはもちろん、特待生制度(授業料免除など)の対象となるケースも少なくありません。帰国子女と同等レベルの評価を受けることも期待できます。
英検4級・5級の評価
英検4級(中学中級レベル)・5級(中学初級レベル)が、中学受験で直接的な加点につながるケースは多くありません。 しかし、一部の学校では加点対象となったり、合否判定で考慮されたりすることもあります。何より、早い段階で英語学習の習慣をつけ、成功体験を積むことは、お子さんの自信につながります。 本格的な受験勉強が始まる前の、学習の第一歩として非常に価値があります。
いつまでに取得?受験計画の立て方

英検を中学受験に活かすには、計画的な取得が不可欠です。4科目の受験勉強とのバランスを考えながら、最適なスケジュールを組みましょう。
目標級と取得時期の目安
理想的な取得時期は、小学5年生の終わりから6年生の夏休み前までです。 小学6年生の秋以降は、過去問演習など4科目の勉強が本格化し、非常に忙しくなります。それまでに目標級を取得しておくことで、精神的な余裕を持って本番の受験勉強に集中できます。
英検の取得スケジュールと並行して、中学受験に向けた本格的な勉強や準備をいつからスタートすべきか全体像を知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
複数回受験で合格率を高める
英検は年に3回(5~7月、8~11月、12~3月)実施されます。 一度の試験で合格できなくても、諦める必要はありません。計画的に複数回チャレンジすることで、試験形式に慣れ、合格の可能性を高めることができます。 不合格だった場合は、苦手分野を分析し、次の試験に向けて対策を立てましょう。
資格の有効期限と出願時の注意点
英検の資格そのものに有効期限はありません。 しかし、注意が必要なのは、中学校側が「出願時から2年以内に取得したもの」といった独自の有効期間を設けている場合があることです。せっかく取得した資格が使えない、という事態を避けるためにも、以下の点を必ず確認してください。
英検の準備とあわせて、新4年生や5年生の早い段階からどのように受験勉強の挽回策やスケジュールを立てるべきか詳しく知りたい方は、以下の記事も大いに役立ちます。
中学受験での英検利用に関するQ&A

最後に、中学受験での英検利用に関してよく寄せられる質問にお答えします。
英語入試と英検利用の違いは?
「英語入試」は学校が独自に作成した英語の試験を受けるのに対し、「英検利用」は外部試験である英検の成績を活用する制度です。 学校によっては、英語入試と英検利用の両方を採用している場合もあります。英検利用は、事前に取得した級で評価が決まるため、当日の出来不出来に左右されないメリットがあります。
公立中高一貫校でも使えるか?
基本的に、公立中高一貫校の一般入試(適性検査)では、英検などの資格による加点・優遇措置はありません。 評価の公平性を保つため、調査書(内申点)と適性検査の結果のみで合否が判断されます。ただし、一部の学校の帰国子女入試など、特別な選抜方法では考慮される可能性があります。
英検以外に有利な資格はあるか?
漢字検定(漢検)や数学検定(数検)なども、取得していると合否判定で考慮してくれる学校は一部存在します。 しかし、中学受験において、英検ほど多くの学校で明確な加点・優遇制度が設けられている資格は他にありません。 英語力の証明としては、英検が最も広く認知され、評価されています。
帰国子女枠でも英検は必要か?
「帰国子女枠」の入試でも、出願資格として英検の級数が求められるケースは少なくありません。 海外在住経験があるだけでは出願できず、「英検準1級以上」などの条件が課されることがあります。帰国子女枠での受験を検討している場合も、必ず志望校の募集要項で英語資格の要件を確認することが重要です。
英検の優遇制度や取得のスケジュールを知っても、「うちの子の今の学力や英語力で、本当に4科目の受験勉強と英検対策を両立できるだろうか」「志望校選びや英検の取得タイミングをどう進めればいいのか、我が子に最適な戦略を立ててほしい」とお悩みではありませんか?すべてをご家庭だけで抱え込んでしまう前に、中学受験のプロに頼ってみることも大切な選択肢です。
学研の家庭教師では お子様の現在の英語力や4教科の学習状況、志望校に合わせた完全マンツーマンの個別指導を行っています。英検取得に向けた対策から効率的な学習計画の立案、志望校合格に向けた総合的な受験戦略まで丁寧に伴走いたしますので、一人で抱え込まずにまずはお気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、中学受験における英検の加点・優遇制度について解説しました。
英検利用の対策と並行して、後悔しないための適切な塾選びや失敗しないためのポイントを詳しく知りたい方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
英検の取得は、中学受験の選択肢を広げ、お子さんの可能性を伸ばすための有効な手段の一つです。しかし、最も大切なのは4教科の基礎学力であることも忘れてはいけません。
この記事を参考に、お子さんに合った受験戦略を立て、自信を持って本番に臨めるようサポートしてあげてください。




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