多くの革新的な取り組みがされている公文国際学園。
今回は、公文国際学園中等部の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
公文国際学園中等部の特徴

名称 | 公文国際学園中等部・高等部 |
旧名称 | 同上 |
所在地 | 神奈川県横浜市戸塚区小雀町777 |
最寄り駅 | 大船駅より直行バスで約8分(※大船駅には東京駅からJR東海道線で約45分、横浜駅からJR東海道本線で約15分でアクセス可能) |
設立 | 1993(平成)5年 |
課程 | 全日制 |
共学・別学 | 男女共学 |
出身有名人 | 大村周平(ルービックキューブ世界大会優勝者)、小原裕貴(元ジャニーズJr.1期生)など |
創立者は「公文式」として知られる公文公。「自由」と「自律」の精神を重んじており、生徒に主体的に考えさせ、行動する力を身に付けることを教育理念としています。
公文国際学園中等部の特徴について
公文国際学園には制服や、いわゆる「校則」と呼ばれるものが存在せず、代わりに「生徒憲章」というものが定められています。これは何でも好きにしていいということではなく、自らで考え、相手のことを思いやり、責任をもって行動する力を育成するために、敢えてこのような自由な形を取っていることを意味しています。2012年には文部科学省よりSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定され、他にも国際教育の推進やクラブ活動など、開校して約30年とは思えないほど数多くの実績を残しています。
公文国際学園中等部の偏差値レベル

公文国際学園中等部の偏差値 | |
公文国際学園中等部 | 56 |
偏差値が近い学校 | |
神奈川大学附属中学校 | 62 |
横浜国立大学教育学部附属横浜中学校 | 57 |
公文国際学園中等部の偏差値が近い中学校には、同県内では神奈川大学附属中学校や横浜国立大学教育学部附属横浜中学校などが挙げられます。偏差値は標準よりやや高めで、今後も上がっていくことが予想されるため、早めの入試対策が必要です。
公文国際学園中等部の入試対策

算数の傾向と対策について
算数は試験時間が50分で配点は100点、例年大問5問の構成です。計算問題をはじめ、速さや図形、割合など幅広い分野から出題されます。問題は標準的ですが、範囲が広いのとそれなりに問題数もあるため、普段から時間を気にして正確に解く練習をしておくと良いです。
国語の傾向と対策について
国語は試験時間が50分で配点は100点、例年大問3問の構成です。漢字の読み書き問題や四字熟語といった知識問題をはじめ、論述問題も多く出題されるため、普段から文章を書く演習を行ったり、熟語の意味を調べたりすることも有効です。
社会の傾向と対策について
社会は試験時間が40分で配点は75点、例年大問3問の構成です。地理、歴史、公民それぞれの分野から偏りなく出題されるため、網羅的な知識が必要なのと、試験時間が短いため、時間配分を意識した練習が重要になってきます。
理科の傾向と対策について
理科は試験時間が40分で配点は75分、例年大問3問の構成です。物理、化学、生物、地学と、こちらも幅広い分野から出題されます。理科は思考力が問われる問題が多く、知識を入れるというよりはグラフやデータを見て考えるといった演習が大切です。
公文国際学園中等部の入学後にかかる費用について

公文国際学園中等部の入学後にかかる費用についてご説明します。
公文国際学園中等部の入学後にかかる費用(参考)
入学金と授業料
・入学金 270,000円
・授業料(6か月) 345,000円
その他の費用
・施設設備費 210,000円
・ICT(情報通信機器)費 39,600円
・生徒会費 7,800円
・PTA会費 7,800円
これ以外の費用に寮費、寮施設設備費なども存在します。
公文国際学園中等部の良い口コミと悪い口コミ

公文国際学園中等部の口コミについて紹介します。
良い口コミ
まずは、公文国際学園中等部の良い口コミについて紹介します。
先生の面倒はとてもいいです。放課後の自習室の先生による補修のとても満足です。
施設は古くなくて、とてもきれいだと言えます。各部活の活動スペースも広いです。
悪い口コミ
口コミを見て参考にすることは大事ですが、信用しすぎることはよくありません。子どもと学校の相性を確かめるには「学校行事を見に行く」「学校見学にいく」など、実際に自分の目で見て感じることが大切です。
アクセスは大船駅と比較的都会な駅ですがその駅からが遠いです。バス通学ですがバス停の列が長いです。雨の日だと特に混みます。
学校が山にあるため、虫が多いです。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/review/8389/
まとめ
いかがでしたでしょうか。公文国際学園はICT教育の充実や留学支援、進路指導など多くの点で非常に充実しており、革新的な取り組みを行っている先進校です。校内の設備も非常に綺麗で、自由な校風も相まって充実した学校生活を送れているという意見がとても多かったです。志望校選定の判断材料になりますと幸いです。