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コラム

中高一貫校の英語は難しい?その原因とおすすめ塾・対策を解説

中高一貫校 英語 難しい

「中高一貫校に入学したのに、子どもの英語の成績が思うように伸びない…」 「授業のスピードが速くて、ついていけていないようだ…」

中高一貫校に通うお子様を持つ保護者の方で、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。高いレベルの教育を期待して入学したものの、特に英語でつまずいてしまうケースは少なくありません。

中高一貫校の英語は、公立中学とは進度も難易度も大きく異なります。このまま放置すれば、英語が苦手科目になるだけでなく、内部進学やその先の大学受験にも影響が及ぶ可能性があります。

しかし、ご安心ください。中高一貫校の英語が難しい理由を正しく理解し、お子様に合った対策を早期に始めることで、必ず状況は改善できます。

この記事では、以下の内容を分かりやすく解説します。

  • ・中高一貫校の英語が難しい理由

  • ・お子様に最適な英語塾の選び方

  • ・目的別のおすすめ英語塾

  • ・塾以外で英語の成績を上げる方法

この記事を最後まで読めば、お子様の英語学習に関する不安が解消され、今すぐ取るべき具体的な行動が明確になるはずです。

中高一貫校の英語が難しい4つの理由

なぜ、多くの中高一貫校生が英語でつまずいてしまうのでしょうか。その背景には、公立中学とは異なる特有の環境があります。主な理由を4つ見ていきましょう。

公立中学より圧倒的に速い授業進度

中高一貫校の英語の授業は、公立中学に比べて圧倒的に進度が速いのが最大の特徴です。多くの場合、中学2年生の終わりから中学3年生にかけて、中学校の学習範囲を終え、高校内容の先取り学習に入ります。

公立中学が3年間かけて学ぶ内容を、約2年という短期間で習得しなければなりません。そのため、一つひとつの文法事項をじっくり定着させる時間が不足しがちで、少しでもつまずくとあっという間に授業についていけなくなってしまいます。

プログレス21・トレジャーなど難易度の高い教科書

多くの中高一貫校では、文部科学省の検定を受けていない「検定外教科書」が採用されています。代表的なものに「プログレス21」や「トレジャー」があります。

これらの教科書は、一般的な教科書に比べて以下のような特徴があり、難易度が非常に高くなっています。

  • 語彙レベルが高い
    高校上級レベルや大学受験レベルの単語が中学段階から登場します。

  • 長文の量が多い
    読解力が重視され、早い段階から長文読解問題が多く出題されます。

  • 文法体系が異なる
    公立中学の学習指導要領とは異なる順序で文法を学びます。

市販の参考書では対策が難しく、学校の授業だけで内容を完全に理解するのは容易ではありません。

求められる単語量と高い語彙レベル

授業進度の速さと教科書の難易度の高さに伴い、生徒に求められる英単語の量も公立中学とは比較になりません。

一般的に、公立中学で3年間で学ぶ単語数は約1,600~1,800語ですが、中高一貫校では中学卒業までに3,000語以上を求められることも珍しくありません。これは、大学入学共通テストで求められる語彙数に匹敵するレベルです。毎週のように行われる単語テストの量と難易度に、苦戦する生徒が多くいます。

内部進学と大学受験の両立という課題

中高一貫校の生徒は、学校の定期テストで好成績を収めて内部進学の基準をクリアすることと、将来の大学受験に備えることの両立が求められます。

学校の授業は進度が速く、定期テストの範囲も広いため、まずはその対策に追われがちです。しかし、学校のテスト対策だけでは、大学受験で問われる応用力や実践的な英語力まで身につけるのは難しい場合があります。目の前の課題と長期的な目標を同時に見据えた学習戦略が必要になるのです。

中高一貫校生向け英語塾選びの4つのポイント

お子様の英語学習をサポートするために塾を検討する際、どのような基準で選べばよいのでしょうか。中高一貫校生ならではの塾選びのポイントを4つご紹介します。

指導形式で選ぶ(個別指導か集団指導か)

塾の指導形式は、大きく「個別指導」と「集団指導」に分かれます。それぞれの特徴を理解し、お子様の性格や学習状況に合わせて選びましょう。

  • 【個別指導】
    学校の授業についていけない、特定の単元が苦手といった「補習」が主な目的の場合におすすめです。一人ひとりの理解度に合わせてカリキュラムを組めるため、自分のペースでじっくり学習を進められます。質問が苦手なお子様でも、講師に気軽に相談しやすい環境です。

  • 【集団指導】
    同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しながら、高いレベルを目指したいお子様に向いています。特に難関大学受験を視野に入れている場合、ハイレベルな授業と競争環境が良い刺激になります。ただし、授業は一定のペースで進むため、基礎力があり、積極的に質問できる姿勢が求められます。

学校の教科書・進度に対応しているか

「プログレス21」や「トレジャー」といった特殊な教科書を使っている場合、その教科書に準拠した指導が受けられるかは非常に重要なポイントです。

これらの教科書は内容が独特なため、専門の対策コースを設けている塾や、教科書の内容を熟知した講師が在籍している塾を選ぶ必要があります。塾のウェブサイトやパンフレットで「プログレス21対応」「トレジャー対策」といった記載があるかを確認しましょう。

大学受験まで見据えた長期的なカリキュラム

中高一貫校のメリットは、6年間という長いスパンで大学受験に備えられることです。そのため、目先の定期テスト対策だけでなく、高校内容の先取りや大学受験まで一貫してサポートしてくれる塾を選びましょう。

中学のうちから大学受験を意識したカリキュラムが組まれている塾であれば、効率的に実力を伸ばしていくことができます。塾を選ぶ際には、高校生向けのコースや大学受験の実績も確認することが大切です。

講師の専門性と質問しやすいサポート体制

英語の成績を伸ばすには、質の高い指導が不可欠です。講師が学生アルバイトかプロ講師か、指導経験は豊富かなどを確認しましょう。

また、授業以外のサポート体制も重要です。

  • ・授業がない日でも質問できるか(自習室の有無、質問対応のシステム)

  • ・定期的な学習相談や進路指導はあるか

  • ・保護者との連携は密か

体験授業などを利用して、教室の雰囲気や講師との相性を実際に確かめてみることをおすすめします。

塾選びと併せて、中学生の英語をはじめとする5教科全体の効果的な家庭学習のやり方を確認したい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

目的別・中高一貫校生におすすめの英語塾

ここでは、具体的な目的別に中高一貫校生におすすめの英語塾を紹介します。各塾の特徴を比較し、お子様に最適な塾を見つけるための参考にしてください。

授業補習・苦手克服に強い個別指導塾

学校の授業のフォローや苦手分野の克服には、一人ひとりに合わせた指導が可能な個別指導塾が最適です。

個別教室のトライ個別指導完全マンツーマン。AIによる学習診断とオーダーメイドのカリキュラムで、中高一貫校の進度や教科書に合わせた指導が可能。全国に教室があり通いやすい。
東京個別指導学院個別指導ベネッセグループの個別指導塾。担当講師を選べる制度があり、相性の良い講師と学習を進められる。中高一貫校の内部進学対策にも定評がある。
TOMAS個別指導発問・解説中心の「1対1の授業」が特徴。質の高い講師陣が、中高一貫校のカリキュラムから難関大学受験まで幅広く対応。

難関大学受験に強い集団指導塾

ハイレベルな環境で実力を伸ばし、難関大学を目指すなら、実績豊富な集団指導塾がおすすめです。

鉄緑会集団指導東大受験指導専門塾。指定校制度があり、入塾テストも必要。最難関レベルの生徒が集まり、非常に質の高い授業が展開される。
SEG集団指導数学・英語・多読を主軸とする塾。特に英語多読の授業は有名で、大量の英文を読むことで実践的な英語力を養成する。
駿台集団指導大手予備校の一つ。中高一貫校生向けの「駿台中学部」があり、大学受験を見据えたハイレベルなカリキュラムを提供。豊富なデータとノウハウが強み。

特殊教科書(プログレス21等)専門塾

「プログレス21」や「トレジャー」といった特殊な教科書には、専門塾が最も効果的です。

英語専門塾「WAYS」個別指導プログレス21・ニュートレジャーに完全対応した個別指導塾。教科書を熟知した講師が、学校の成績アップを徹底サポート。
ENGLISH-X個別指導プログレス21・ニュートレジャー専門のオンライン家庭教師。場所を選ばずに専門的な指導を受けられるのが魅力。
バードランド個別指導プログレス21の指導で長年の実績を持つ老舗の英語塾。教科書に準拠したオリジナル教材も豊富。

自宅で学べるオンライン塾・教材

部活動で忙しい、近くに良い塾がないという場合には、オンラインでの学習も有効な選択肢です。

スタディサプリ映像授業プロ講師による分かりやすい映像授業が見放題。中高一貫校の速い進度に合わせて、自分のペースで先取り学習や復習が可能。圧倒的な低価格も魅力。
オンライン家庭教師個別指導自宅にいながら、全国の優秀な講師からマンツーマン指導を受けられる。スケジュール調整がしやすく、部活動との両立もしやすい。
東進オンライン学校映像授業四谷大塚と東進のノウハウを結集。中学・高校の範囲を網羅し、大学受験まで見据えた学習ができる。

中学生向け英語塾の費用相場

塾選びで気になるのが費用です。指導形式によって料金は大きく異なりますので、目安として参考にしてください。

指導形式別の月謝目安

塾にかかる費用は、主に月々の授業料です。一般的な相場は以下の通りです。

  • 【個別指導塾】
    週1回(80~90分)の授業で、月額25,000円~50,000円程度が目安です。講師のランクやコマ数によって変動します。

  • 【集団指導塾】
    週1回(90~120分)の授業で、月額15,000円~30,000円程度が目安です。学年が上がると高くなる傾向があります。

  • 【オンライン塾・教材】
    映像授業サービスなら月額2,000円~10,000円程度、オンライン個別指導なら月額20,000円~40,000円程度と、形式によって幅があります。

入会金や教材費などその他の費用

月謝以外に、以下の費用がかかる場合があります。

  • 【入会金】
    10,000円~30,000円程度が相場です。キャンペーンで無料になることもあります。

  • 【教材費】
    年間で10,000円~30,000円程度かかるのが一般的です。塾によっては授業料に含まれる場合もあります。

  • 【季節講習費】
    夏期・冬期・春期講習に参加する場合は、別途費用が必要です。

  • 【諸経費・管理費】
    教室の維持費や通信費として、月々2,000円~5,000円程度かかることがあります。

トータルでかかる費用を把握するため、入塾前に必ず詳細を確認しましょう。

塾以外で英語の成績を上げる方法

塾に通うだけでなく、家庭での学習習慣を身につけることも非常に重要です。塾と並行して、または塾に通う前の対策として、ぜひ取り入れてみてください。

家庭でできる効果的な英語勉強法

家庭学習では、インプットとアウトプットのバランスが大切です。

  • 音読・シャドーイングを習慣にする
    教科書の本文を毎日15分でも良いので音読しましょう。CDなどの音声を聞きながら、少し遅れて影(シャドー)のようについていくシャドーイングは、リスニング力とスピーキング力の向上に絶大な効果があります。

  • 単語学習を毎日続ける
    単語は一度に大量に覚えるのではなく、毎日少しずつ触れることが定着のコツです。通学中の電車の中など、隙間時間を活用して単語帳を繰り返し見直しましょう。

  • 文法の復習と問題演習
    授業で習った文法事項は、その日のうちに必ず復習しましょう。参考書や問題集を使って、対応する問題を解くことで知識が定着します。

英語に限らず日々の学習効率をさらに高めたい方は、成績アップにつながる正しい予習・復習のやり方をまとめたこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

中高一貫校生向けおすすめ参考書・問題集

学校の教科書だけでは理解が難しい場合、市販の参考書や問題集を活用するのが効果的です。

  • 【教科書ガイド・準拠問題集】
    「プログレス21」や「トレジャー」には、内容を解説したガイドや準拠問題集が出版されています。まずはこれらを使って、授業内容の理解を深めるのがおすすめです。

  • 【英文法書】
    「Evergreen(旧:Forest)」や「総合英語be」など、網羅性の高い文法書を1冊手元に置いておくと、分からない部分を辞書のように調べられて便利です。

  • 【英単語帳】
    「システム英単語」や「ターゲット1900」など、大学受験で定番の単語帳を中学のうちから少しずつ進めておくと、後々大きなアドバンテージになります。

オンライン英会話やアプリの活用

英語4技能(読む・聞く・書く・話す)をバランス良く伸ばすために、便利なツールを活用するのも良い方法です。

  • 【オンライン英会話】
    月額6,000円前後から、毎日外国人講師とマンツーマンで話す機会が持てます。スピーキングやリスニングの実践練習に最適で、英語を話すことへの抵抗感をなくすことができます。

  • 【学習アプリ】
    単語学習アプリ(mikanなど)や、ニュース記事を読めるアプリ(POLYGLOTSなど)を活用すれば、ゲーム感覚で楽しく英語に触れる時間を増やせます。

英語の苦手を根本から克服し、さらに効果的な勉強法やおすすめの教材について詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。

中高一貫校の英語塾に関するQ&A

最後に、保護者の方からよく寄せられる質問にお答えします。

英語が苦手で落ちこぼれでも大丈夫か?

はい、まったく問題ありません。むしろ、英語が苦手になってしまった、授業についていけなくなったというお子様こそ、塾を活用すべきです。

大切なのは、「なぜ苦手なのか」「どこでつまずいているのか」を正確に把握し、そこまで遡って学習をやり直すことです。個別指導塾や中高一貫校専門塾なら、一人ひとりの状況に合わせて、必要なところから丁寧に指導してくれます。手遅れになる前に行動することが何よりも重要です。

日々の学習でどうしても成績が伸び悩んでしまい、中学生のお子様が抱える原因と具体的な解決策を把握したい方はこちらの記事も大変役立ちます。

いつから塾に通わせるべきか?

お子様が「授業が分からない」「難しい」と感じ始めた時が、塾を検討する最適なタイミングです。一般的には、学習内容が本格的に難しくなる中学1年生の後半から中学2年生にかけて入塾するケースが多く見られます。

もちろん、英語が得意な生徒がさらに上を目指して早い段階から通うことも有効です。理想は、つまずきが小さいうちに、できるだけ早く対策を始めることです。

部活動との両立は可能か?

はい、可能です。多くの中高一貫校生が、部活動と塾を両立させています。

両立を成功させるポイントは、無理のないスケジュールを組むことです。

  • 個別指導塾を選ぶ
    曜日や時間帯の自由度が高く、振り替え制度も充実していることが多いです。

  • オンライン塾・家庭教師を活用する
    移動時間がなく、自宅で受講できるため、忙しいお子様でも効率的に学習時間を確保できます。

塾の相談会などで、部活動との両立について具体的に相談してみましょう。

中高一貫校の英語の対策方法や塾の選び方を知っても、「いざ我が子にぴったりの英語学習を進めようとしても、どのような個別指導が本当に合っているか家庭だけで判断しきれるか不安」「中高一貫校の速い進度や特殊な教科書に寄り添って、個別で丁寧に教えてくれるプロの先生を見つけたい」とお悩みではありませんか?すべてをご家庭だけで抱え込んでしまう前に、専門のプロに頼ってみることも大切な選択肢です。

学研の家庭教師では お子様が通う中高一貫校の特殊な教科書(プログレス21・トレジャーなど)や圧倒的な授業の進度に完全に合わせた、完全マンツーマンの個別指導を行っています。学校の予習・復習から定期テスト対策、大学受験を見据えたハイレベルな指導まで丁寧に伴走いたしますので、一人で抱え込まずにまずはお気軽にご相談ください。

まとめ

本記事では、中高一貫校の英語が難しい理由から、具体的な対策としての塾選び、家庭学習の方法までを詳しく解説しました。

最後に、重要なポイントを振り返ります。

  • 中高一貫校の英語は「進度・教材・単語量」のすべてがハイレベル。

  • 塾選びは「指導形式」「教科書対応」「長期カリキュラム」「サポート体制」の4点が重要。

  • 苦手克服なら「個別指導」、難関大目標なら「集団指導」が基本。

  • プログレス21などの特殊教科書には「専門塾」が最も効果的。

  • 家庭での「音読」や「単語学習」の習慣化が成績アップの鍵。

中高一貫校の英語でつまずくことは、決して特別なことではありません。大切なのは、問題の原因を正しく理解し、お子様の状況に合った解決策をできるだけ早く見つけてあげることです。

まずは気になる塾の資料請求をしたり、無料の体験授業に参加したりすることから始めてみてはいかがでしょうか。専門家の力を借りることで、お子様の英語学習は必ず良い方向へ向かいます。この記事が、その第一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

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