東京学芸大学附属小金井中学校は、東京都小金井市に位置する国立の共学校です。今回は、同校の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。志望校選定の参考にしてみてください。
東京学芸大学附属小金井中学校の特徴

名称 | 東京学芸大学附属小金井中学校 |
旧名称 | 東京第二師範学校男子部附属中学校 |
所在地 | 〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1 |
最寄り駅 | JR中央線 武蔵小金井駅より京王バス「中大循環」に乗り、【学芸大東門】下車 JR中央線 武蔵小金井駅より京王バス「小平団地行き」に乗り、【学芸大正門】下車 JR中央線 国分寺より銀河鉄道バスに乗り、【学芸大学】下車 両駅から徒歩20分程度 |
設立 | 1947年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | 有り |
上履き | 有り |
出身有名人 | 村上由利子/アナウンサー |
東京学芸大学附属小金井中学校は、「個性の伸長と自主・自律の精神」を重んじた教育方針を掲げています。校風は自由でありながらも、学びに対して真摯に向き合う生徒が多く、自主的に考え行動する力を育てる環境が整っています。
東京学芸大学附属小金井中学校のその他の特徴について
東京学芸大学附属小金井中学校では、知識の習得だけでなく、社会の一員としての意識や、他者との協働、問題解決能力を育てることを重視しています。学習は一方的な知識の詰め込みではなく、探究的な姿勢を養う授業が多く取り入れられ、生徒自身が「なぜ?どうして?」を大切にしながら学びを深めていくことが特徴です。
学年を越えた活動も盛んで、研究発表や合唱コンクールなどの学校行事では生徒の主体性が存分に発揮されます。また、3年次の修学旅行では東北地方などを訪れ、被災地学習や文化体験を通じて、実社会への理解を深めるプログラムが用意されています。
英語教育においては、日常的に英語に親しめる工夫がされており、授業だけでなく英語劇や交流イベントなど、実践的に使える力を育てる環境が整っています。
東京学芸大学附属小金井中学校の偏差値レベル

東京学芸大学附属小金井中学校の偏差値 | |
東京学芸大学附属小金井中学校 | 51 |
偏差値が近い学校 | |
明治学院中学校 | 54 |
品川翔英中学校 | 49 |
東京学芸大学附属小金井中学校は難関校ではありませんが、しっかりとした基礎固めをベースに基本〜標準レベルの問題を徹底することが大変重要です。
東京学芸大学附属小金井中学校と同レベル程度の偏差値の学校には、明治学院中学校や品川翔英中学校などがあります。
東京学芸大学附属小金井中学校の入試対策

入学試験では傾向と対策も大事ですが、それ以上に考える力、それを支える幅広い知識と学力が大きな鍵となると言われています。
国語の傾向と対策について
物語文や説明文などの長文読解を中心に、記述式の設問が多く出題されます。設問数も多く、読むスピードと自分の考えを言葉にする力が必要です。記述では論理的に自分の意見を展開する力が求められ、日ごろから文章要約や記述問題に慣れておくことが合格の鍵となります。
算数の傾向と対策について
出題内容は幅広く、計算・割合・速さ・図形・規則性など、応用的な思考力を問う問題が目立ちます。特に文章題が多く、読み解く力と計算力を併せ持つことが重要です。途中式や考え方を丁寧に書く練習を積みましょう。
理科の傾向と対策について
全分野から出題される総合型です。観察・実験の考察や資料の読み取り問題も多く、知識だけでなく思考力が問われます。計算問題も出るため、公式を使いこなす練習も必要です。過去問で形式に慣れ、設問の意図をつかむ力を養いましょう。
社会の傾向と対策について
地理・歴史・公民からバランスよく出題され、特に時事問題や資料読み取り問題が特徴です。記述式も含まれるため、知識を暗記するだけでなく、それを用いて説明する力も重要です。ニュースや新聞に日常的に触れることで、時事感覚を養っておくとよいでしょう。
東京学芸大学附属小金井中学校の入学後にかかる費用について

東京学芸大学附属小金井中学校の入学後にかかる費用についてご紹介します。
※詳しくは公式サイトをご確認ください。
初年度納入金合計 273,800円
年間学費 137,800 円
東京学芸大学附属小金井中学校の良い口コミと悪い口コミ

東京学芸大学附属小金井中学校の口コミをご紹介します。
良い口コミ
スマホの持ち込みもOKになったし、修学旅行も全然楽しい
女子はスカート丈膝下とか、カーディガン登校ダメとかあるけど、誰一人として守ってないし、全然怒られない。
男子は着崩す人があんまりいないけど、シャツ出てると、入れろよーみたいな感じで緩く注意されてる
部活動は超普通、強くも弱くもない。
軽音楽部は機材がめちゃくちゃ揃っていて不満は無い
体育館も図書館も古い。
体育館に関しては、冷房が設置されてないから、暑すぎて夏はやばい
校庭は、FC東京だがどこがの団体がお金を出してくれてるからとっても綺麗、お昼寝に最適
先生が素晴らしかった。
他の学年はわかりませんが、サラリーマンではなく、先生も全力投球の方が多いです
安心しておまかせできました
思春期の難しい時期に、まっすぐ子供たちを受け止めていただいて感謝しかありません
勉強、成績で差別しない真の教育がありました
素晴らしいのではないでしょうか
上にあがるか、都立トップ、私立トップにたくさんいっています
それ以外でも私立の推薦など、よいと思います
実はお得だなと後でわかりました
受験対策はあまりないかもしれませんが、数多いレポート、探求学習など、まじめにこなせば確実に力がつきます
推薦にも有利な学校です
悪い口コミ
口コミを見て参考にすることは大事ですが、鵜呑みにするのはよくありません。子どもと学校の相性を確かめるには「学校行事を見に行く」「学校見学にいく」など、実際自分の目で見て感じることが大切です。
曖昧な校則(制服に関して)が多いです。また先生によってだいぶ基準が違うように感じます。
受験対策などに積極的な話は聞いたことがありません。先生によって質が変わってくる気がします。
国立なので仕方ありませんが施設はどこも古く、グラウンド以外期待はできません。図書館は小学校より狭くて驚きでした。
おすすめかと聞かれるとおすすめはできない。
滑り止めとしてはいいと思う。個人の学力をしっかり伸ばすこともできるため、勉強に集中したい人はもしこの学校に入ってしまっても特に問題なく、良い高校に進学ができると思われる。
だらけてしまう人は(どの学校でもダメだと思うが)先生が自主的に学力を伸ばそうとする人を特に好んで指導するためおすすめできない。
部活動をメインと考え中学校を決めようとしている人にはおすすめできない。
今年度ソフトテニス部が廃止されたが、理由等は部員に知らされることなく一応、「入部する人が少ないから」と言われているが、今年度も、昨年度も部員を一切募集することはなかった。
基本的に自主的に取り組む人が少なく、運動部は基本的にだらけている人が多い。文化部は学芸祭という10月ごろに行われるもので出し物をするため(部員によるが)とても力を入れているように見られる。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/review/8161/
まとめ

いかがだったでしょうか。東京学芸大学附属小金井中学校は6年間の一貫した教育課程や学習環境の中で、多彩で豊かな教育内容の展開を通じて、個性や創造性の伸長を図ることができる、学びの深い学校と言えそうです。
受験を希望する際には、国立中高一貫校の共学校という特徴を踏まえた上で総合的に検討されるのが良いかもしれません。