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【四谷大塚とは?】特徴や料金形態まで、その実態を徹底解説!

中学受験

全国統一小学生テストや予習シリーズなどで、全国的に有名な四谷大塚。
この記事では、四谷大塚の実態を細部まで徹底解説していきます!
四谷大塚ならではのメリットやデメリット、料金形態などを確認し、子どもの中学受験対策に最適か確認しましょう。
四谷大塚の上手な活用方法も紹介するのでぜひチェックしてみてください。

四谷大塚とは

四谷大塚とは

四谷大塚の特徴

四谷大塚は年長生から小学校6年生までを対象にした学習塾です。
低学年では学ぶことの楽しさを理解してもらうため、知的好奇心を養うカリキュラムを用意しています。
早い段階で学ぶことに慣れることで、挫折せず最後までやり抜く力を育みます。
勉強させられるのではなく自ら知ろう、知識を深めようとする姿勢が身につくため、学力も向上しやすくなります。
小学校4年生、5年生に入ると中学入試に必要な知識を深めるカリキュラムがスタートします。
4年生、5年生で基本的な学力を高めてから6年生の前半で復習をおこない、後半では一気に中学入試に向けての対策を進めます。
四谷大塚では早期から学習をスタートすることの大切さを理解した上で、丁寧に指導をおこないます。
6年生の前半で基礎力の総復習ができるため、取り残されたまま受験対策を続ける心配もありません。

四谷大塚の指導の仕組み

四谷大塚では着実に学力が高まるように、1週間ごとにカリキュラムを細かく区切って指導しています。
知識を定着させるにはインプットだけでなくアウトプットも大切です。
そのため、毎週テストをおこない、インプットした知識がきちんと身に付いているかを確認します。
1週間の学習サイクルの中には毎週の週例テストがあります。
週例テストは小学校4年生、5年生、6年生を対象に開催され、コースはS、C、B、Aの4種類があります。
毎週テストが開催されるため子どもたちはテスト勉強もしなければなりません。
テストの回数をこなすことで自分に合う勉強法や勉強時間の作り方も考えられるようになります。
週例テストは学力を確認するためにも必要ですが、今後の中学受験の受験勉強の方法を身に着けるためにも役立っています。

クラス分けの仕組み

四谷大塚のクラスは、5週に一度開催される組分けテストで決定します。
組分けテストは小学校4年生、5年生、6年生を対象としており、外部生も受験可能です。
この組分けテストは内部生のクラス分けの他、入塾希望者の入塾テストの役割も担っています。
テスト結果は四谷大塚で学ぶ2万人の生徒と比較でき、自分が今どの位置にいるのかを把握できます。
ライバルがいることで子どものモチベーションにもつながります。

クラス分けの仕組み

コースにはS、C、B、Aがあり、Sがもっとも上位の生徒を集めたコースです。
Sの偏差値は約66以上、Cの偏差値は56から65程度、Bの偏差値は45から55程度、偏差値44前後はAコースです。
4つに分かれたコースの中で、さらに「組分け」という形でコースが細分化されます。
アルファベットの後ろに数字がつき、S3→S2→S1というように、数字が小さくなるにつれて、上位の組になるというシステムです。
組は100人単位で区切られています。

コースにはS、C、B、Aがあり、Sがもっとも上位の生徒を集めたコースです。

学年別の授業内容について

四谷大塚の学年別の授業内容を詳しく解説します。
学年ごとに授業内容、コンセプトが違い、徐々に勉強を楽しめる、自ら学べる姿勢を身に着けられます。

年長生

四谷大塚では、「リトルくらぶ」と呼ばれる通信教育サービスを展開しています。
「リトルくらぶ」とは、小学1年生〜3年生を対象にした、中学受験に向けて家庭学習ができるプログラムです。
基本的には上記学年が対象ですが、年長生を対象に「新1年生 入学準備講座」という講座も開講しております。
期間は9月〜1月で、全5回分(1ヵ月に1回ペース)の教材が毎月月初に送られます。
教科は国語と算数の2教科です。
国語は、文字を正確に「書く」「読む」ことに特化し、豊かな表現力の土台を身につけます。
算数は、「数の感覚」を五感を通して鍛え、計算問題に対する基礎土台を身につけます。

また、四谷大塚直営校舎では、上記の講座を校舎で受講することも可能です。授業内容は通信教育とは異なり、算数、国語に加え英語も入ってきます。
9月〜1月で授業の回数は計16回あり、小学校に入る前から対策をしたい方にはおすすめです。

小学1年〜2年生

科目授業時間/日通塾ペース
算数、国語75分×1コマ週1回

小学校1年生、2年生では学ぶ楽しさを知ってもらうことを目標にしています。
子どもの「もっと知りたい」という気持ちを大切にサポートすることで、これからも自ら学び、行動できる子どもに成長させられます。
通塾ペースは無理のない週1回ペースで、科目は算数と国語のみです。
クラスの定員は1年生が10人、2年生が12人で、少人数で授業を受けられます。
講師はメインの講師だけでなくサブの講師もついており、授業についていけていない子どもにも丁寧に指導します。

小学3年生

科目授業時間/日通塾ペース
算数、国語50分×2コマ週2回

小学校3年生からは知識を選び、学習に活用すること、さらに自ら学習する姿勢を身に着けることを目標としています。
授業は50分2コマ、週2回に増え、1週間ごとに国語と算数にインプットとアウトプットを繰り返します。
クラスの定員は15人までで、引き続き少人数での指導を受けられます。
3年生からはリトルスクールオープンテストもスタートします。
リトルスクールオープンテストは学期末までの範囲が出題されるテストで、年に3回開催されます。
春期講習、夏期講習、冬期講習も始まり、本格的な中学受験対策に備えます。

小学4年生

科目授業時間/日通塾ペース
算数、国語、理科、社会50分×3コマ週3回(月、水、金)

小学校4年生からは四谷大塚の1週間の学習スタイルを浸透させつつ、授業を受ける姿勢や家庭で学習する姿勢を身に着けさせることを目標としています。
週に3回ペースで通塾し、毎週テストを受けて学力を確認できます。
中学受験の目標を達成するには、小さな目標を達成していくことが大切だと四谷大塚は考えています。
そのため、1週間ごとの授業、テストも大切にしており、少しずつステップアップするサポートをします。
5週間に1度の公開組分けテストもスタートし、緊張感を持ってテストに挑めます。
毎日パソコンから学習できる高速基礎マスター、動画で授業の予習ができる予習ナビ、テスト後にテスト内容を動画で復習できる復習ナビのサービスも受けられます。

小学5年生

科目授業時間/日通塾ペース
算数、国語、理科、社会70分×3コマ週4回(火、木、金、土)

小学校5年生では中学受験に必要な基礎の学習を完了し、弱点をなくすことを目標にしています。
通塾ペースが週4回に増え、授業も70分3コマとボリュームのある内容です。
家庭学習の日は引き続き予習ナビと復習ナビを利用して知識を深めます。
金曜日の授業は特別特区、強化特訓として、苦手を克服して得意を強化する授業を開催しています。
土曜日には週テストがあり、毎週の学習の習熟度をチェックします。
週テスト後は人工知能が提案する演習問題を解き、なぜ間違えたのか、どう乗り越えればいいのかをすぐに学びなおせます。
インプットした内容をすぐアウトプットすることで知識が身に付きやすくなり、今後の中学受験対策にも役立てられます。

小学6年生

科目授業時間/日通塾ペース
算数、国語、理科、社会70分×3コマ(火、木)
60分×4コマ(日)
週5回(火、木、金、土、日)

小学校6年生では徹底的に中学受験対策をおこないます。
第一志望に合格することを目標とし、これまで積み重ねてきた知識を踏まえて応用問題にも対応できる力を身に着けます。
6年生前半では4年生、5年生が学んだ内容の復習をして、後半からは生徒一人ひとりのレベル別の指導をスタートさせます。
日曜日には学校のランクごとの対策コースを開催し、過去問対策の他さまざまな問題に柔軟に対応できる力を高めます。
学校別対策コースは希望者が全員受講できるわけではなく、成績ごとの受講審査があります。
テストを受ければいいわけではなく、日々の学習態度や週テストなどの成績から判断されるため、常に緊張感を持って授業やテストに挑む必要があります。

四谷大塚の教材について

四谷大塚ではオリジナルの教材を用いて授業をおこないます。
作成しているのは子どもたちを一番近くで見ている講師たちです。
自ら学びたくなるようなテーマ、理解しやすい学習の順番、無駄なく、そして偏ることなく学べる内容を日々模索しています。
小学校1年生から3年生までの教材には自分で考える力を高められるはなまるリトルを使用し、4年生から6年生までは予習シリーズを使用します。
予習シリーズは、中学受験を志す方なら知らない人はいないほど有名な教材です。
解説が非常に細かく、また、丁寧に作られています。
1週間単位で学んでいける仕様になっており、4週間で新しい知識を学び、最後の週でまとめて復習する構成で作られています。
さらには、1つの単元を学び終わった後は、応用問題に姿を変え、忘れかけたころに復習ができる「らせん型のカリキュラム」を採用しています。
これにより知識が定着しやすくなり、問題に対してさまざまな視点でアプローチできるようになります。

合不合判定予備テストについて

四谷大塚の合不合判定予備テストは3大模試の一つです。
6年生を対象にしており、現状で志望校の合格圏内に入っているのか、ライバルはどれくらいの学力なのかを確認できます。
40年以上の実績、全国を対象とした調査により、正確な現状を把握しやすいのが特徴です。
各中学校の受験問題の出題傾向を網羅した上で問題を作成しており信頼度も高いです。
受験時間に対して問題数が非常に多く、外部生は時間内に問題を解ききれず思うように得点が取れない可能性が高いです。
その点、普段から膨大なテストと向き合っている四谷大塚の生徒は落ち着いて模試に挑めます。
受験会場は志望校を選べるため、モチベーションを高められるだけでなく受験当日にも落ち着いて試験に挑めるのも魅力です。
志望校の雰囲気を知れるとともに、ライバルの存在をリアルに認識でき、より受験対策へ前向きに取り組めるようになるというメリットもあります。

四谷大塚の料金形態について

四谷大塚の料金形態について

四谷大塚の入会金は税込み22,000円です。こども英語塾のみの入会金は税込み8,800円です。
兄弟姉妹が同時に入塾する場合、再入塾では入会金は免除されます。
教材費は学年によって変動しますが、16,000円から20,000円程度が必要です。
小学校1年生から3年生までの教材費は受講料に含まれています。
1年生、2年生の月額受講料は税込み13,200円で、年間の総額は税込み158,400円です。
3年生の月額受講料は税込み20,350円で、年間の総額は税込み244,200円です。
4年生から6年生の月額受講料科目の数と週テストの有無で変わります。

本科コース週テストコース
4教科本科コース2教科本科コース4教科コース
小学4年生36,300円33,000円19,800円
小学5年生45,100円38,500円20,350円
小学6年生~8月57,750円48,950円21,450円
小学6年生9月~79,750円62,150円21,450円

四谷大塚の合格実績について

四谷大塚の2022年度の合格実績を解説します。
男子校の難関校として有名な開成中学校の合格者は108人、桜蔭中学校の合格者は67人です。
その他男子校では、麻布中学校が72人、筑波大学付属駒場中学校が28人、灘中学校が44人です。
女子高では女子学院中学校が63人です。
共学校では青山学院中学校が50人、早稲田実業中学校が52人、大宮開成中学校が555人、その他豊富な合格実績があります。
この数字は四谷大塚の教材で学んだ生徒のみを対象としており、外部生や公開テスト生の数は含まれていません。
公式サイトではその他の中学校の合格者数も豊富に公開されています。志望校別の検索も可能です。
確認できる通り、四谷大塚は難関校だけでなく中堅校の合格者数も多いです。
四谷大塚では偏差値ごとにクラス分けがされているだけでなく志望校別の対策授業も受けられるため、徹底的に志望校の入試問題傾向が把握でき、応用力も身に付きます。
志望校で模試を受けられるため受験本番で緊張しない、志望校での受験の雰囲気がわかるメリットもあります。

四谷大塚のメリットとデメリット

四谷大塚のメリットとデメリット

四谷大塚のメリットとデメリットを紹介します。
四谷大塚にはさまざまなメリットがありますが、すべての子どもと相性がいいわけではありません。
事前にデメリットも確認し、子どもとの相性がいい塾か考えることも大切です。

四谷大塚のメリット

オリジナルテキスト

四谷大塚が授業で使う教材はすべてオリジナルテキストです。
その中でも予習シリーズは志望校合格には必要不可欠な教材です。
受験内容の対策だけをする問題集とは違い、自分で考える力、自分で前向きに学習に取り組む力も身に着けられます。
サブテキストはすぐに知識の確認ができる「1行問題集」「四科目のまとめテキスト」もあります。
復習、演習、総仕上げに取り入れやすく使いやすいと、子どもからだけでなく保護者からも評価されています。

老舗塾ならではの信頼性の高いテスト

40年以上テストを作り続けてきた実績がある四谷大塚では、老舗ならではの信頼性の高いテストを受けられます。
四谷大塚は塾としての活動を始める前にはテスト会として発足しました。
そのためテストについては豊富な知識があり、情報を網羅する力にも長けています。
とくに毎週開催される週例テスト、6年生後期に開催される合不合判定テストには定評があります。
人工知能による演習問題の出題や、良質な問題、正確な順位や評価を受けられます。

四谷大塚のデメリット

場合によっては予習シリーズが合わない人も

上位校や難関校を目指す生徒には質、量ともにバランスよくまとまっていますが、一方で、学力が低い生徒や下位校を目指す子どもにとっては、「とても消化できない。。」と感じる場合があります。
というのも、四谷大塚は2022年に予習シリーズを改訂しており、難易度、速度、ともに一気にあがりました。
これまで小学5年生で扱っていたはずの内容(規則性、平面図形、立体図形等々)が、小学4年生のカリキュラムに入ってきている状況です。
これはサピックスの進度と比べても、非常に速い進度です。
基礎がしっかりできていない子や、逆にすべてを完璧にこなそうとするタイプの子の場合、ついていけずに自信をなくしてしまう、なんてこともありえますので、注意が必要です。

週例テストの頻度と難易度

日能研の学習力育成テストが小4・小5は隔週で実施されるのに対して、四谷大塚の週例テストは毎週おこなわれます。
この週例テストの平均点が50〜60に設定されているため、確認テストとしてはかなり難しい内容となっています。
もちろん、コースと組分けの材料にもなるため、きちんとした勉強スタイルが構築できていない子供は、毎週テスト対策に追われるはめになり出題されなかった問題を振り返らない、できなかった問題を復習できないなど、4、5年生の内から早々と理解度にムラができてしまう傾向が強いです。

合格実績の不透明性

四谷大塚の合格実績の不透明さは、昔からよく言われています。
なぜなら、四谷大塚のHPに記載のある合格実績は、「四谷大塚」「四谷大塚YTnet」「四谷大塚NET」に継続的に在籍した塾の合格実績だからです。
簡単に言うと、四谷大塚の提携塾が含まれているということです。
(※上記に挙げた合格実績も、提携塾を含んだ数字になっております)
実際に、大手進学塾である「早稲田アカデミー」も四谷の提携塾ですので、早稲田アカデミーの合格実績も四谷に含まれます。
しかし実態として、最難関校の合格実績は、四谷大塚よりも早稲田アカデミーのほうがいい結果になっているため、上位校を目指すご家庭からすると、四谷の直営を選ぶメリットはないといえるでしょう。

四谷大塚をうまく活用するために

四谷大塚をうまく活用するために

四谷大塚をうまく活用する方法を解説します。
「予習シリーズ」「予習の四谷大塚」と言われ、また1週間の流れの中で「週例テスト」が重要視される傾向が強いため、「復習」が置き去りにされているご家庭が多い印象です。
インターネットにより「週例テスト」の翌日には結果が返却されるため、これを上手く活用し、迅速に復習作業を完了していくことが重要となってきます。
従って、テスト対策に気をとられすぎず、テスト後の分析・解説を中心に穴埋め作業をおこなっていきましょう。
しかし、上記のような復習のサポートを親がおこなってしまうと、次は親子関係に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
学研の家庭教師では、四谷大塚のカリキュラムに対応し、上記のようなサポートをおこなっておりますので、お困りの方はぜひお気軽にご連絡ください。

また、以下では首都圏にある四谷大塚などの大手進学塾について、それぞれの特徴を詳しくまとめた資料を無料配布させていただいております。

是非、こちらのフォームからお申込みくださいませ。

まとめ

中学受験対策ができる四谷大塚の情報を解説しました。
四谷大塚では4年生から受験対策の授業が始まり、余裕を持って志望校合格のための勉強ができます。
毎週のテストで学力を確認でき、テスト対策の学習方法を自然と身に着けられるのも特徴です。
さらに全国の四谷大塚の受講生、外部生と学力を比較できる模試の信頼性も高く、徹底的に受験対策ができます。
中学受験対策の塾は四谷大塚以外にもたくさんあります。
それぞれの特徴を比較し、より子どもの中学受験に役立つ塾を選びましょう。
授業のない日は家庭学習が必須ですが、取り残されないために、そして、効率的な学習をするために家庭教師を利用することも検討してみてください。

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