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コラム

日能研TMクラスに入るには?入室基準の偏差値と設置校舎を解説

「子供の成績が伸びてきたから、もっと上のレベルを目指させたい」 「日能研のTMクラスって聞くけど、どうすれば入れるの?」

日能研にお子様が通っている、あるいは入塾を検討している保護者様の中には、最上位クラスである「TMクラス」に興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

TMクラスは、最難関中学への合格を本気で目指す生徒が集まる特別な環境です。しかし、その詳細はあまり公にされておらず、入室基準や設置校舎など、知りたい情報がなかなか見つからないのが実情です。

そもそも日能研全体の指導方針やクラス編成の仕組みを理解しておくと、TMクラスの位置づけがより明確になります。日能研とはの記事では、基本的な特徴や他塾との違いを解説しています。

そこでこの記事では、日能研のTMクラスについて、以下の点を徹底的に解説します。

  • ・TMクラスの目的と通常クラスとの違い
  • ・入室基準となる偏差値や順位の具体的な目安
  • ・TMクラスが設置されている校舎の一覧
  • ・入室までの流れやクラスに関するよくある質問

この記事を読めば、TMクラスに入るために何をすべきかが明確になり、お子様の目標設定に役立つはずです。ぜひ最後までご覧ください。

日能研・TMクラスとは?

まずはじめに、「TMクラス」がどのようなクラスなのか、その定義と特徴を解説します。

最難関中学合格を目指すトップクラス

TMクラスとは、「トップ・オブ・マスタークラス」の略で、日能研の全クラスの中で最上位に位置づけられる特別選抜クラスです。

その最大の目的は、開成、麻布、桜蔭、灘、筑波大学附属駒場といった、全国の最難関中学校への合格を勝ち取ることです。全国トップレベルの学力を持つ生徒たちが集まり、互いに切磋琢磨しながら最高峰の教育を受けています。

通常クラス(M/Aクラス)との違い

日能研の通常クラスは、応用力を育成する「Mクラス」と、基礎力を固める「Aクラス」に分かれています。TMクラスは、これらのクラスとは以下の点で大きく異なります。

  • 講師陣: 各教科のエース級の講師が担当し、質の高い授業を展開します。
  • 授業のスピードとレベル: 授業は非常に速いペースで進み、扱う問題の難易度も格段に高くなります。
  • クラスの雰囲気: 集まる生徒全員が非常に高い学習意欲を持っているため、緊張感のある中で集中して学習に取り組める環境です。

TMクラスは、単にMクラスの上にあるのではなく、全く別のカリキュラムで動く特別なクラスだと理解しておくと良いでしょう。

通常クラスへの入室を検討する段階では、まずは入塾時点でどのクラスからスタートできるのかを知ることが重要です。こちらの記事では、入塾時の基準点や難易度についてまとめています。

専用教材とハイレベルな授業内容

TMクラスでは、通常クラスの教材に加えて、TMクラス生のためだけに作られた専用の教材が使用されます。

授業では、最難関校の過去問や、高度な思考力・記述力を要求される問題を中心に演習を繰り返します。講師からの一方的な解説だけでなく、生徒同士で解法を議論する場面も多く、より深く考える力を養うことを重視しています。

日能研・TMクラスに入るための基準

多くの保護者様が最も知りたいであろう、TMクラスに入るための具体的な基準について解説します。ただし、これらの数値は公式に発表されているものではなく、年度や校舎によって変動する可能性があるため、あくまで目安として参考にしてください。

全国公開模試の偏差値目安

TMクラスの選抜において最も重要な指標となるのが、日能研が主催する「全国公開模試」の成績です。

入室資格を得るには、4科目合計の全国偏差値で常に65以上を維持していることが一つの目安とされています。特に、最難関校を目指す上では、偏差値68〜70以上を安定して取れる実力が求められるでしょう。

公開模試を活用した学習計画の立て方や、模試を通じて成績を伸ばす具体的な方法は中学受験 成績を上げる方法に詳しく紹介されています。

全国公開模試の順位目安

偏差値と合わせて、全国順位も重要な判断材料となります。

具体的な目安としては、全国で上位300位以内に入っていることが望ましいとされています。TMクラスは各校舎のトップ層が集まるクラスのため、全国レベルでの立ち位置が常に意識されます。

選抜テストの有無と対象学年

TMクラスは、主に小学5年生から設置されるクラスです。(一部、6年生から設置の校舎もあります)

入室資格は、基本的に4年生の後半から5年生にかけての全国公開模試の成績によって判断されます。そのため、TMクラスに入るためだけの特別な選抜テストは、原則として実施されません。

日々の学習の成果である公開模試の結果が、そのまま選抜の対象となります。

日能研・TMクラスの設置校舎一覧

TMクラスは日能研の全ての校舎に設置されているわけではありません。ここでは、2024年時点でTMクラスが設置されている、または過去に設置されていた実績のある主な校舎をエリア別にご紹介します。

【注意】 設置校舎は年度によって統廃合や変更が行われる可能性があります。最新かつ正確な情報については、必ずお近くの日能研校舎へ直接お問い合わせください。

関東エリアの設置校舎

  • 自由が丘校
  • 南浦和校
  • 武蔵小杉校
  • たまプラーザ校
  • 二俣川校
  • 大宮校
  • 柏校
  • 本郷台校

関西エリアの設置校舎

  • 西宮北口校
  • 上本町校
  • 烏丸校

東海エリアの設置校舎

  • 千種校
  • 八事校

お住まいの地域にTMクラス設置校舎がない場合でも、近隣の校舎に通室できるケースもありますので、一度相談してみることをおすすめします。

日能研・TMクラス入室までの流れ

では、実際にどのような流れでTMクラスに入室することになるのでしょうか。一般的なプロセスをご紹介します。

入室資格獲得のタイミング

TMクラスへの入室資格は、主に4年生の後期から5年生の前期にかけての全国公開模試の成績で判断されることが多いです。

この時期に安定して基準をクリアする成績を収めることが、最初のステップとなります。

教室からの打診と面談

公開模試で基準をクリアした生徒には、在籍している校舎の室長や担当講師から直接、TMクラスへの参加について打診があります。

保護者から「入りたい」と希望を出す形式ではなく、あくまで日能研側からの推薦・招待が基本です。打診があった後、保護者と生徒を交えた面談が行われ、TMクラスの厳しい学習内容や進路、家庭でのサポート体制などについて詳しい説明と意思確認が行われます。

クラス昇降の条件と頻度

一度TMクラスに入室した後も、安心はできません。入室後も定期的に行われる公開模試の成績が基準に満たない場合は、通常クラス(Mクラス)へ移動となる可能性があります。

クラスの昇降判断は、数ヶ月に一度など、定期的に行われます。常に高いレベルで結果を出し続ける必要がある、厳しい環境であることも理解しておきましょう。

一方で、ハイレベルな環境についていけるかどうかを不安に思う保護者も少なくありません。こちらの記事では、そのようなケースと対策を解説しています。

日能研・TMクラスの合格実績と人数

TMクラスの規模や、実際にどのような中学校に合格しているのかを見ていきましょう。

1クラスあたりの人数

TMクラスの1クラスあたりの人数は、校舎によって多少異なりますが、おおむね15名〜25名程度の少人数で構成されています。

これは、講師が生徒一人ひとりの学習状況を細かく把握し、きめ細やかな指導を行うためです。同じ目標を持つ仲間と密な環境で学ぶことができます。

主な中学校の合格実績

日能研ではTMクラス単独での合格実績は公表していません。しかし、日能研全体の最難関校への合格者の多くは、TMクラスおよびそれに準ずる上位クラスの生徒であると考えられます。

以下は、TMクラスの生徒が目標とすることが多い主な中学校です。

  • 男子校: 開成、麻布、筑波大学附属駒場、灘、駒場東邦、栄光学園、聖光学院など
  • 女子校: 桜蔭、女子学院、雙葉、豊島岡女子学園、神戸女学院など
  • 共学校: 渋谷教育学園幕張、渋谷教育学園渋谷、筑波大学附属、慶應義塾中等部など

(参考:日能研「入試 難関校合格者数」)

日能研・TMクラスに関するよくある質問

最後に、TMクラスに関して保護者様からよく寄せられる質問にお答えします。

費用や月謝は通常クラスと違う?

いいえ、TMクラスの授業料や月謝は、通常クラス(M/Aクラス)と基本的に同額です。 TMクラスに在籍することで、特別な追加費用が発生することはありません。

スカラシップ(特待生)制度の有無

はい、日能研には「スカラシップ制度」という特待生制度があります。

これは、全国公開模試の成績が特に優秀な生徒に対して、授業料の一部または全額が免除される制度です。TMクラスに在籍する生徒の多くが、このスカラシップ制度の対象となっていると言われています。制度の詳しい基準については、日能研に直接お問い合わせください。

クラスから落ちることはある?

はい、残念ながらあります。 前述の通り、TMクラスは入室後も成績によってクラスの昇降が行われます。

もし基準を下回ってしまった場合は、一度Mクラスに戻って学習することになります。ただし、そこで再び基準をクリアすれば、TMクラスへ再昇格するチャンスはあります。

SAPIXのαクラスとの比較

最難関中学受験といえば、SAPIXの最上位クラス「α(アルファ)クラス」も有名です。SAPIXのαクラスは、大規模校舎ではα1、α2…と複数のクラスが存在し、テストのたびに頻繁にクラス昇降が行われるのが特徴です。

一方、日能研のTMクラスは設置校舎が限定されており、選抜基準も厳格なため、一度選ばれるとメンバーが比較的固定されやすい傾向にあります。どちらが良いというわけではなく、お子様の性格や学習スタイルに合った環境を選ぶことが重要です。

こちらの記事では、SAPIXのαクラスへ入るための基準や特徴を詳しく解説しています。

まとめ

この記事では、日能研の最上位「TMクラス」に入るための基準や方法について詳しく解説しました。

最後に、重要なポイントをまとめます。

  • TMクラスとは: 開成や桜蔭などの最難関中学合格を目指す、日能研の特別選抜クラスです。
  • 入室基準の目安: 全国公開模試で偏差値65以上、全国順位300位以内が目安となります。
  • 入室の流れ: 基準を満たすと校舎から打診があり、面談を経て入室が決定します。特別な選抜テストはありません。
  • 設置校舎: 関東・関西・東海の一部の校舎に限定されているため、事前の確認が必要です。

TMクラスは、非常にレベルが高く厳しい環境ですが、お子様の学力を飛躍的に伸ばし、同じ志を持つ仲間と出会える貴重な場所です。

TMクラスを目指すことは、お子様にとって大きなモチベーションとなるでしょう。まずは日々の学習を大切にし、全国公開模試で実力を最大限に発揮することを目指しましょう。 お子様の挑戦を心から応援しています。

最難関中学合格を目指すには、日能研での学びに加えて、家庭での効率的な学習が大きな鍵となります。経験豊富な家庭教師が、日能研カリキュラムに合わせて一人ひとりを徹底サポートします。日能研対策の家庭教師について詳しく見る

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