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【5分でおさらい】英語の前置詞とは?使い方のコツや訳し方のポイントを解説

英語

英語の前置詞には色々な種類があります。前置詞が違えば文の意味も変わってしまい、伝えたいメッセージが伝わらなくなってしまいます。同じ前置詞でも用法によって意味が変わるため、すっかり苦手意識を持ってしまう方もいるかもしれません。

今回は「英語の前置詞とは何か」「前置詞の使い方」「前置詞の訳し方のコツ」についてご説明します。

前置詞の使い方や訳し方でつまずいている人も、この記事を読んで前置詞とは何かを理解すれば、苦手意識がなくなるでしょう。

英語の前置詞とは?

前置詞は、英語では「preposition」と呼び「in, at, on」などが例として挙げられます。前置詞は、名詞や代名詞の前に置くもので、前置詞と(代)名詞で1つの「句」を作ります。「句」とは、「S+V」の構造を持たない言葉のまとまりです。

「前置詞+名詞」のまとまりである「句」は、形容詞や副詞の役割があるため、「形容詞句」または「副詞句」と呼ばれます。形容詞は名詞を修飾する役割があり、副詞は名詞以外(動詞・形容詞・副詞・文全体など)を修飾します。

形容詞句と副詞句の見分け方

それでは「前置詞+名詞」があった場合、形容詞句と副詞句を見分けるには、どのようにすればよいのでしょうか。
次の2つの例文を比べてみましょう。

(a) The lake in the woods is large. (森の中の湖は大きい。)
(b) I went jogging in the woods. (私は森にジョギングに行った。)

(a)は、「in the woods」という前置詞+名詞が「The lake(湖)」という名詞を修飾しているので、形容詞句となります。
(b)では「in the woods」という前置詞+名詞が「went (jogging)(《ジョギングに》行った)」という動詞を修飾しているので、副詞句となります。

このように、形容詞句と副詞句を見分けるには、前置詞が名詞を修飾しているか、動詞を修飾しているかどうかを確認するようにするとよいでしょう。

前置詞の種類

英語の前置詞は「in」「on」「at」「to」「from」「for」「before」「after」「by」を初めとし、数十種類にのぼります。主に「時間」「場所」などを表し「方向」「所属」「手段」「素材」など、実に様々な用法があります。詳しくは応用編で説明しますが、前置詞は名詞とくっついて意味をなすと覚えておきましょう。
1つの前置詞でも、複数の意味があることが多いため、それぞれの意味の使い分けが必要です。多すぎて覚えられないと思うかもしれませんが、まずは、それぞれの基本のイメージを覚え、基礎的な意味だけでも覚えるようにしましょう。

ポイントのおさらい

・英語の前置詞は「前置詞+名詞」
・前置詞句には形容詞句と副詞句がある
・形容詞句→名詞を修飾、副詞句→動詞を修飾
・前置詞は時間、場所、方向、所属などを表す

英語の前置詞の使い方

前述したとおり、英語の前置詞は、名詞や代名詞の前に置きます。つまり、名詞や代名詞が前置詞に続くということです。

前置詞は日本語にはない品詞であるため、わかりにくいかもしれません。しかし、場所や方向を表す意味では、名詞に方向性を与えるイメージを覚えれば理解しやすくなります。

次の前置詞のイメージの例を見てみましょう。

・to(~へ、~まで):時間・場所・目的
目的に向かい、到達するイメージです。

・from(~から):時間・場所
起点から離れるイメージです。

それぞれ複数の用法があるのがおわかりいただけたでしょう。時間や場所など用法は異なりますが、基本の意味さえわかっていれば問題なく意味は理解できます。

英語の前置詞には、他の使い方もあります。
前置詞句は「前置詞+名詞または代名詞」ですが、句動詞と呼ばれる動詞とセットで使う表現も覚えておくとよいでしょう。

次の例を見てみましょう。
・take after (~に似ている)
・look for (~を探す)
・get up (起きる)
・fill in (~に記入する)

動詞と前置詞からなる句動詞の特徴は、動詞単体の意味と、異なる意味となる点です。元の動詞とも元の前置詞とも意味が違うので、セットで覚えてしまいましょう。こちらは応用的な使い方ですが、受験にも出てくる使い方ですので、使えるようにしておくと安心です。

ポイントのおさらい

・英語の前置詞は日本語にない品詞
・1つの前置詞が複数の意味を持つことが多い
・句動詞は「動詞+前置詞」のセットで覚える

英語の前置詞の訳し方のコツ

英語の前置詞は、1つの単語に複数の意味がある多義語でもあります。そのため、まずは、どの用法であるかを理解する必要があります。そのうえで、何を修飾しているのかを見つけると訳しやすくなります。

では、次の2つの例文を比べてみましょう。

(a) I am a student at University of Cambridge. (私はケンブリッジ大学の学生です。)
(b) I am in the University of Cambridge. (私はケンブリッジ大学内にいます。)

(a) では、「at」があります。「at」は特定の点・活動と結びついた状態を表します。
「at」は、一般的に「~で」「~に」と訳されます。
ここでは、大学という仕組みの中にいる状態・大学生としての活動などを表します。大学生が、自分の大学という場所に定期的に通っている状態、授業などのために大学にいる大学生としての活動時に使えます。
わかりやすく言うなら「ケンブリッジ大学で学生をしている」という意味になります。

(b) は、「in」があります。「in」は特定の場所内にいることを表します。
「in」は「~で」「~の中に」と訳されます。
ここでは、大学という場所・建物の中にいるイメージです。場所を示すため、ケンブリッジ大学という場所にいるだけで、そこの学生かどうかは関係ありません。ケンブリッジ大学の学生だけでなく、学生以外の人が大学見学・試験・イベントなどのためにケンブリッジ大学に行く場合にも使えます。

続く名詞が同じで、一見同じように見える文でも、前置詞次第で意味が変わるため、正しい前置詞を使わないと、意図せずして誤った情報を与えてしまいかねません。前置詞をしっかり覚えて、正しく使えるようにしましょう。

ポイントのおさらい

・単語が同じでも意味が違う、単語が違っても意味が同じである前置詞に注意
・前置詞は句、接続詞は節(SV)
・訳す前にまずどの用法かを見つける
・前置詞の役割に即した訳をする

まとめ

今回は、「英語の前置詞とは何か」「前置詞の使い方」「前置詞の訳し方のコツ」についてご紹介しました。

英語の前置詞は種類が多いため、つまずいてしまう人も多いかもしれません。わからないところをそのままにすると、次のステップに進むのが難しくなってしまいます。苦手意識があるとさらに勉強が億劫になってしまうこともあるので、わからないことがあれば、その都度理解していきたいですよね。家庭教師なら、自分のペースでわからないところに集中して学習できるため、苦手分野の克服にぴったりです。

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