伝統と現代を融合させた学校教育を展開する大妻多摩中学校。
今回は、大妻多摩中学校の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
大妻多摩中学校の特徴

| 名称 | 大妻多摩中学校 | 
| 旧名称 | ー | 
| 所在地 | 東京都多摩市唐木田2−7−1 | 
| 最寄り駅 | 小田急多摩線 唐木田駅 から徒歩7分 | 
| 設立 | 1908年 | 
| 課程 | 全日制 | 
| 出身有名人 | 副島優子(アナウンサー) | 
大妻学院は、1908年に学祖大妻コタカが女性の自立を目指して私塾を開設したことに始まります。「予測困難な未来社会の中で活躍・貢献する女性の育成」を教育目標に掲げ、その実現のために「自立自存(主体的に行動し未来を切り拓く)」「寛容と共生」「地球感覚」の3つの柱を教育理念としています。また、学園の教育理念として「恥を知れ」という校訓を掲げており、これは他者への思いやりや感謝の気持ちにも通じる、品格ある女性を育むという精神が込められています。100年を超える大妻の女子教育の伝統を大切にしつつ、国際化と女性の社会進出が進む時代の要請に合わせた教育内容の改革を進めています。
大妻多摩中学校のその他の特徴について
大妻多摩中学高等学校では予測困難な未来社会の中で活躍・貢献する女性の育成を目指して、2019年度からTsumatama SGLをスタートさせました。これは好奇心・探究心・論理的思考力を養うための科学教育プログラム(Science Education)、世界的視野・コミュニケーション力を養う国際教育プログラム(Global Education)、そしてこの二本柱の基盤となる高い学力・幅広い教養・人間関係スキル・豊かな人間性を育む教養教育プログラム(Liberal Arts)から成り立っています。
大妻多摩中学校の偏差値レベル

| 大妻多摩中学校の偏差値 | |
| 大妻多摩中学校 | 50 | 
| 偏差値が近い学校 | |
| 女子美術大学付属中学校 | 51 | 
| 藤村女子中学校 | 50 | 
大妻多摩中学校と同じ学力レベルの私立女子中学校には、女子美術大学付属中学校や藤村女子中学校などがあります。それぞれ特徴が異なる中学校ですので、受験者様本人のやりたいことや学校の雰囲気に合わせて学校を選択するとよいでしょう。
大妻多摩中学校の入試対策

大妻多摩中学校は大きく総合進学入試と国際進学入試にわかれています。この2つのパターンのなかに様々な入試方式が存在します。国語・算数・社会・理科の4科目入試、国語・算数の2科目入試、作文と合科適性の適性型思考力入試などが存在します。募集要項をよく読み、受験者であるお子様にあった受験方式を採用するとよいでしょう。以下では各科目の傾向と対策について記載しておりますのでご覧ください。
算数の傾向と対策について
計算問題、一行問題、大問の3つの形式になっており、基本から標準レベルの問題が多い傾向にある。各分野の典型問題を中心に、基礎をしっかりと固めておきたい。大問では、場合の数が頻出で、途中式や考え方を解答用紙に残すよう指示されているので、記述の練習も必要である。
国語の傾向と対策について
説明文・物語文の読解2題に漢字書き取り5問、四字熟語5問の出題構成となっている。物語文については、別の筆者の短い随筆文を読ませて答えさせる問いもあった。内容一致、理由説明、登場人物の心情の読み取りを問われ、比較的難易度が高い。2題とも長めの文章なので、場面や流れをつかみながら読む練習を繰り返し行ってほしい。
理科の傾向と対策について
設問は4題で生地物化から幅広く出題される。身のまわりのものをテーマにした問題や会話文形式の問題が例年出題される。また、自分の考えを記述するような思考問題も出題されることが多いので、過去の問題で演習を重ねて、論理的に思考する力を身につけておきたい。
社会の傾向と対策について
地理・歴史・政治いずれも基礎基本を問う問題が出題された。記述問題は5問程度出題されるため、記述の練習が必要となる。どの大問でもカラーの地図・グラフ・表・資料が多用されており、それらの読み取り能力が問われている。ふだんからこうした資料を用いた学習が有効となる。
大妻多摩中学校の入学後にかかる費用について

・大妻多摩中学校の受験料や入学後にかかる費用についてお知らせいたします。
受験料 22,000円
(2回同時出願:35,000円、3回同時出願:45,000円、4回同時出願:50,000円)
入学手続時 入学金 250,000円
入学後1年 授業料 491,000円
その他 716,080円
初年度納入金合計 1,645,010円
中学3年間費用計 約 3,689,170円
※その他制服代や体操着代がかかります。
大妻多摩中学校の良い口コミと悪い口コミ

・ここでは大妻多摩中学校の口コミについてご紹介いたします。
良い口コミ
はじめに良い口コミについてご紹介します。
校風、勉強、部活、施設、全て気に入っています。
女子校ならではの楽しさがあり、部活もやりがいがあります。
悪い口コミ
続いて悪い口コミについてご紹介します。口コミを見て参考にすることは大事ですが、鵜呑みにするのはよくありません。子どもと学校の相性を確かめるには「学校行事を見に行く」「学校見学にいく」など、実際自分の目で見て感じることが大切です。
落ちこぼれは落ちこぼれのままです。
先生の質に関して低いと思います。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/review/8245/
まとめ

いかがでしたでしょうか。大妻多摩中学校は女子教育に定評があり、大妻女子大学とのつながりや高校との中高一貫教育により、予測困難な現代や未来を生き抜く女性の育成に力を入れています。英語力向上といった国際教育だけでなく、リベラルアーツ教育(教養教育)を推進しており、確かな知識に裏付けされつつ国際化の時代に対処していく教育プログラムが充実しています。入試方式は多様なため、受験者であるお子様に合った方式をよく話し合ったうえで受験なさるのがよいでしょう。本稿が志望校選択の際の一助になれば幸いです。




  
  
  
  
