帝京八王子中学校は、東京都八王子市に位置する男女共学の私立中高一貫校です。部活動では、サッカー部や吹奏楽部などが盛んで、学校行事や発表の場でも活躍しています。
今回は、帝京八王子中学校の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などについて詳しくご紹介します。
志望校選びの参考にしてみてください。
帝京八王子中学校の特徴

名称 | 帝京八王子中学校 |
旧名称 | 帝京女子高等学校 |
所在地 | 〒192-0151 東京都八王子市上川町3766 |
最寄り駅 | JR横浜線・JR中央本線(東京~塩尻)・JR中央線(快速)・JR八高線(八王子~高麗川)・JR成田エクスプレス「八王子」バス30分 JR中央本線(東京~塩尻)・JR中央線(快速)「西八王子」バス25分 JR中央本線(東京~塩尻)・JR中央線(快速)・JR成田エクスプレス・京王高尾線「高尾」バス20分 JR八高線(八王子~高麗川)「箱根ケ崎」バス55分 JR青梅線「羽村」バス45分 JR五日市線「秋川」バス15分 |
設立 | 1944年 |
課程 | 全日制 |
プール設置 | 無し |
上履き | 無し |
出身有名人 | 小林私/シンガーソングライター |
帝京八王子中学校は、「礼儀・努力・誠実」を校訓とし、「力(つと)むれば必ず達す」という建学の精神に基づいた教育を実践しています。生徒一人ひとりの自立心と社会性を育むことを重視し、落ち着いた校風の中で、礼儀やマナーを日常生活の中で自然と身につけられる環境が整えられています。
帝京八王子中学校のその他の特徴について
英語教育においては、ネイティブ教員による授業や英検対策が充実しており、中学在学中に英検準2級・2級の取得を目指します。さらに、海外研修や英語キャンプなどの体験型プログラムも充実しており、実践的な英語力を養う機会が豊富です。
また、ICT教育にも力を入れており、1人1台のタブレット端末を活用した授業が展開されています。これにより、プレゼンテーション力や情報収集・整理の力を自然に身につけることができます。
学校行事も充実しており、学園祭や体育祭、スキー教室、自然体験学習など、仲間との協働や自己表現を深める行事が年間を通して行われます。学習面だけでなく、人間力を育む多様な取り組みが帝京八王子中学校の魅力です。
帝京八王子中学校の偏差値レベル

帝京八王子中学校の偏差値 | |
帝京八王子中学校 | 35 |
偏差値が近い学校 | |
武蔵野中学校 | 38 |
修徳中学校 | 35 |
帝京八王子中学校は難関校ではありませんが、しっかりとした基礎固めをベースに基本〜標準レベルの問題を徹底することが大変重要です。
帝京八王子中学校と同レベル程度の偏差値の学校には、武蔵野中学校や修徳中学校などがあります。
帝京八王子中学校の入試対策

入学試験では傾向と対策も大事ですが、それ以上に考える力、それを支える幅広い知識と学力が大きな鍵となると言われています。
国語の傾向と対策について
試験時間は50分、100点満点です。
文章読解問題が中心で、物語文・説明文の両方から出題されます。設問形式は選択肢と記述が混在しており、読解力と記述力が問われます。漢字の読み書きや語句の知識も出題されるため、日頃から語彙力を高める学習が必要です。また、記述問題では自分の考えを簡潔にまとめる力が求められるため、練習を重ねておくとよいでしょう。
算数の傾向と対策について
試験時間は50分、100点満点です。
前半は計算や一行問題、後半は文章題・応用問題が出題される傾向にあります。特に割合や速さ、図形、場合の数などが頻出で、問題文を正確に読み取り、筋道を立てて解く力が必要です。標準レベルの問題が中心ですが、応用力も試されるため、基礎の徹底と過去問演習をバランスよく行いましょう。ケアレスミス防止のために、途中式や図をしっかり書く習慣を身につけておくことも重要です。
帝京八王子中学校の入学後にかかる費用について

入学後にかかる費用についてご紹介します。
※詳しくは公式サイトをご確認ください。
※最新年度参考
入学手続時納入金 300,000円
入学後の学費
授業料 420,000円 (月額35,000✕12回)
施設充実費 144,000円 (月額12,000✕12回)
入学時
制服・指定ジャージ関係
男子 101,260円(予定)
女子 97,300円(予定)
新入生オリエンテーション費用 33,000円
副教材代金 約20,000円
入学後
修学旅行積立金
528,000円(月額22,000×24回)
校友会費(生徒会費)8,000円(年額)
校外遠足費用(1年次)約12,000円
前期・後期諸経費
年間約48,000円(5月・10月年2回分納)
スクールバス料金(年額)
※前・後期分割払い、登校日数により前後します
西八王子駅・八王子駅・京王八王子駅・高尾駅入口
140,598円
秋川駅 85,644円
羽村駅 123,984円
箱根ヶ崎駅 129,522円
帝京八王子中学校の良い口コミと悪い口コミ

帝京八王子中学校の口コミをご紹介します。
良い口コミ
入学して良かった!イジメは無いですし担任の先生がノートチェックを毎日してくれます。毎日のスケジュール管理にスコラという手帳が渡されます
今までノートもろくに書かない息子もノートを書くようになり1日の学習予定もスコラに書く習慣がつきました。
スコラに毎日担任の先生からサインをもらえます!毎週月曜日にはコメントをもらえます!スタディサプリも毎日見るようになり自然と勉強をするようになりました。本当に感謝しています!実は最初はこんなに素晴らしい学校だとは思いませんでした。入学させて本当に良かったですし小学生では休みがちな息子も毎日毎日楽しく学校へ通っています!誉めすぎかもしれませんが本当に感謝とありがたい気持ちでいっぱいです
毎月服装や髪型や爪などの検査があります!要するに不良な格好をしている子供がいない!という事です
息子は科学が好きで製薬会社か薬剤師などの進路を希望していますのでその道に進むM組などの専門教室があり満足しています
進学校ではありません。ですが毎週、漢字・英単語の小テストがあり基礎学力は必ずつきます。ペナルティシート、自習ノートもあり、フォローもあります。中間、期末考査前には補講があり、秋頃から学年末までは希望制で放課後補講があります。手厚い指導が受けられる印象です。
悪い口コミ
口コミを見て参考にすることは大事ですが、鵜呑みにするのはよくありません。子どもと学校の相性を確かめるには「学校行事を見に行く」「学校見学にいく」など、実際自分の目で見て感じることが大切です。
施設も綺麗で制服も可愛いですが、他の学校を選ぶことをオススメします。帝京の校訓に「礼儀」とありますが、挨拶をしない先生もたくさんいます。駅からも遠いので通学だけで疲れてしまいます。また、校則なんか破っている生徒は山ほどいるし、隣のクラスで他の生徒に脅されてスマホを使用したら、スマホを使用した生徒が怒られ、退学騒ぎになりました。いい先生もいますが、ほとんどの教師が理不尽だと思います。
英語と数学は習熟度別のクラスになっていて、定期考査ごとにクラスが変わることがあるのですが、数学は先生によって書き方や教え方が違ったりして、前のクラスで教わった解き方で解くと注意されることがあるので少し不満です。
学校のレベルはあまり高くはありませんが、大学の付属と言うプライドが高い学校です。先生方のレベルは高いとは言えません。学校と言うより企業色が強く、中学でも辞める生徒も多い印象です。
勉強する気になれば良いのですが中だるみがひどい学年だと帝京大学には行けないし高校で厳しくて留年になって退学になる人が多い時もあったことです。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/8022/
まとめ

いかがだったでしょうか。帝京八王子中学校は6年間の一貫した教育課程や学習環境の中で、多彩で豊かな教育内容の展開を通じて、個性や創造性の伸長を図ることができる、学びの深い学校と言えそうです。
受験を希望する際には、中高一貫校の共学校という特徴を踏まえた上で総合的に検討されるのが良いかもしれません。