関西大学北陽中学校は、大阪市東淀川区にある関西大学の附属中高一貫校です。
今回は、関西大学北陽中学校の校風、偏差値レベル、入試情報、入学後にかかる費用などを詳しく解説していきます。
志望校選定の参考にしてみてください。
関西大学北陽学校の特徴

| 名称 | 関西大学北陽中学校 |
| 旧名称 | 北陽中学校 |
| 所在地 | 〒533-0006大阪市東淀川区上新庄1丁目3番26号 |
| 最寄り駅 | 神戸方面から 阪急神戸線「十三」駅で乗り換え。 阪急京都線「京都河原町」行、または「高槻市」行に乗り、「上新庄」駅下車。京都方面から 阪急京都線「大阪梅田」行、または「天下茶屋」行に乗り、「上新庄」駅下車。大阪方面から・阪急京都線「京都河原町」行、または「高槻市」行に乗り、「上新庄」駅下車。 地下鉄堺筋線「高槻市」行に乗り、「上新庄」駅下車。・阪急京都線 上新庄駅より徒歩8分・阪急千里線 下新庄駅より徒歩13分・JRおおさか東線 JR淡路駅より徒歩15分・大阪メトロ今里筋線 瑞光四丁目駅より徒歩20分※「上新庄」駅は準急停車駅となっております。 |
| 設立 | 2010年 |
| 課程 | 全日制 |
| プール設置 | 有り |
| 上履き | 有り |
| 出身有名人 | 又吉直樹/芸人 |
関西大学北陽中学校は、「知・徳・体」のバランスを重視し、自立心と探究心を育む教育を行っています。2010年に関西大学の附属校として中学校を開校し、「何事にも全力で取り組む姿勢」を大切にしています。全教科で思考力・表現力・創造力を育てる授業が展開されており、生徒の主体的な学びを支援する校風が特徴です。
関西大学北陽中学校のその他の特徴について
ICTやアクティブラーニングの推奨
全教室にWi‑Fiが整備され、生徒一人ひとりにiPadを配布。ロイロノートなどを活用して授業を双方向的に進めることで、受け身ではなく「自ら考え、表現する」姿勢を育てています。さらに、新聞記事をもとに議論を行うNIE活動や、おすすめの本を紹介し合うブックプロジェクトなど、思考力や発信力を高める探究的な学びが活発です。
コース編成
中学校では全員が共通のカリキュラムを履修し、基礎学力と学習習慣をしっかり固めます。高校からは「特進アドバンス」「文理」「アスリート」の3コースが設けられますが、中高一貫生は「特進アドバンス」に進学し、難関大学への現役合格を目指して高いレベルの学びに取り組みます。6年間を見据えた一貫教育で、着実な成長が期待できます。
関西大学北陽中学校の偏差値レベル

| 関西大学北陽中学校の偏差値 | |
| 関西大学北陽中学校 | 50 |
| 偏差値が近い学校 | |
| 桃山学院中学校 | 54 |
| 追手門学院大手前中学校 | 44 |
関西大学北陽中学校は難関校ではありませんが、しっかりとした基礎固めをベースに基本〜標準レベルの問題を徹底することが大変重要です。
関西大学北陽中学校と同レベル程度の偏差値の学校には、桃山学院中学校や追手門学院大手前中学校などがあります。
関西大学北陽中学校の入試対策

入学試験は傾向と対策も大事ですが、それ以上に考える力、それを支える幅広い知識と学力が大きな鍵となると言われています。
国語の傾向と対策について
試験時間は50分、100点満点です。
漢字や語句の知識問題に加えて、物語文・説明文・論説文など複数ジャンルの読解問題が出題されます。記述式の設問もあり、正確な読解力と表現力が求められます。長文に慣れることが重要で、過去問演習や要約練習を通じて、文章の要点をつかむ力を養いましょう。普段から語彙力を高める工夫も有効です。
算数の傾向と対策について
試験時間は50分、100点満点です。
前半は四則計算・単位換算など基礎的な問題、後半は文章題・図形・割合・速さ・場合の数などの応用問題が出題されます。特に図形問題の出題が多く、空間把握力や論理的な思考力が求められます。時間内にすべての問題を正確に解ききるためには、スピードと精度の両立がカギとなります。過去問で出題傾向を掴み、類題演習で反復練習をしておくと安心です。
理科の傾向と対策について
試験時間は40分、50点満点です。
生物・地学・物理・化学の4分野からバランスよく出題されます。内容は基本的な知識問題が中心ですが、図やグラフ、実験結果をもとにした思考力を問う設問も見られます。毎年出題傾向に大きな偏りはなく、各分野をまんべんなく対策することが重要です。理科用語の正確な理解とあわせて、実験器具の名称・使い方などにも注意しておきましょう。過去問やワークで解答スピードと精度を高めておくと安心です。
社会の傾向と対策について
試験時間は40分、50点満点です。
地理・歴史・公民の3分野から幅広く出題されます。特に地図・統計資料・年表などを読み取って答える資料問題の比重が高く、知識だけでなく情報を活用する力が問われます。歴史は通史的な流れ、公民は現代社会の制度や課題への理解が重要です。漢字指定の回答もあるため、用語の書き取りも含めた対策が求められます。時事問題への関心も持ち、日常的にニュースや新聞に触れておくと良いでしょう。
関西大学北陽中学校の入学後にかかる費用について

・関西大学北陽中学校の入学後にかかる見込み費用は以下の通りです。
詳細は公式の募集要項などをご参照ください。
学費
入学金 300,000円
授業料 640,000円
施設費 50,000円
諸費等 167,000円
合計 1,157,000円
※1 諸費等には、PTA入会金、PTA会費、特別活動費、学年諸費、積立金などが含まれます。(変更の可能性があります)
※2 他に、制服代等で約130,000円、副教材等で約15,000円、iPad関連教材費で約75,000円(残価設定あり)が必要です。(変更の可能性があります)
関西大学北陽中学校の良い口コミと悪い口コミ

・関西大学北陽中学校の口コミをご紹介します。
良い口コミ
第一希望てはなかったが結果とても良い。先生と話していても子供のことをよく考えてくれている。教頭先生、校長先生の話が面白く、どういう風に成長してほしいかよく理解でき共感がもてる。大学の附属だからと入学してからサボるとあたり前だが成績がさかるので、ここがゴールではない!と最初に喝を入れてくれるので子供も頑張れている。
義務教育なので私立といえど校則があるのはあたり前だと思っている。それによって子供たちが守られているようにも思う。だらしなく見られるより清潔感も大事
中高一貫なのでそのまま高校へ進学。上がれないなどよっぽど勉強しなかったということ
駅からちかく、重たい荷物を持っての登校だが何とか頑張れている。進学する中学の登校にかかる時間と駅からの距離はとても大事
お友達も先生もとても良く、楽しんで学校に通っています。
通学もしやすく、熱心に勉強も教えていただけます。
これから、どんどんと評価が上がる学校だと思います。
親としても、通学させて良かったと思っています。おすすめです。
心無い口コミが悲しくて、在校生の保護者として学校の良さを伝えたいと思いました。
悪い口コミ
行事が平日にあり、次の日は普通に6時間あるなど行事の入れ方に問題あり。
事務局と教職員との連携が取れていなく、たらい回しにされる。どちら側も対応が悪い。電車遅延や天候不良などで学校から保護者に一斉連絡がはいるが、連絡が遅いためもう少し早く対処するなどの努力が見られない。
昔からいる教職員の言葉遣いが悪く、態度が横柄。
テスト後の補講はあるが焼け石に水程度。普段のサポートが皆無である。また、学校のレベルと使用している教科書のレベルに乖離がある(学校の偏差値に比べて使用している教科書のレベルが高いので、ついていけない生徒はしんどい)。
内部進学率が上がったとはいえ、併設校にしてはやはり内部進学の枠をなんとかしてほしい。
特に高校から入学してくる文理スポーツ科の生徒入りやすい学力がイマイチな割には内部進学出来るのは納得出来ない。
中学から関西大学にはほとんど入れません。付属とは名ばかりで、まず高校に上がるにもある程度落とされますし、ついていけない子もおおく脱落します。また高校から入学する子がよくできるので、関西大学に進学がなかなか難しいです。いけても学部を満足して選べないことが多いです。また大学進学の確定が最終試験によるので、それまでものすごく勉強量がある割に付属中高の良さを感じません。
口コミを見て参考にすることは大事ですが、鵜呑みにするのはよくありません。子どもと学校の相性を確かめるには「学校行事を見に行く」「学校見学にいく」など、実際自分の目で見て感じることが大切です。
引用:https://www.minkou.jp/junior/school/review/12190/
まとめ

いかがだったでしょうか。関西大学北陽中学校は6年間の一貫した教育課程や学習環境の中で、多彩で豊かな教育内容の展開を通じて、個性や創造性の伸長を図ることができる、学びの深い学校と言えそうです。
受験を希望する際には、中高一貫校の共学校という特徴を踏まえた上で総合的に検討されるのが良いかもしれません。




