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コラム

中学期末テストの勉強方法!副教科対策&高得点獲得のためのポイント

中学生テスト対策
福惠 望(Fukue Nozomu)

学研エルスタッフィングにおける
家庭教師事業の統括責任者/高校受験マニア

入社以来、高校受験を控える全国各地の中学生本人と保護者に対する三者面談を数百例実施。
独自の通知表分析法、内申確保メソッドを確立し、多くの中学生の内申を「爆上げ」し、当初の志望校以上の高校へ合格させてきた実績も多数。
私生活では子どもが塾に通わず公立トップ校に合格。
趣味は「名門校めぐり」という、自他ともに認める根っからの高校受験マニア。

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「中間テストではまあまあの成績だったのに、期末テストで失敗した…!」そんな中学生は意外と多いようです。それは、中間テストと期末テストの対策を同じように考えているからかもしれません。中学校の期末テスト対策では、中間テストとの違いをしっかり認識し、それに合わせた勉強をする必要があります。
今回は、期末テストで高得点を取るためのポイントを、副教科対策も含めて具体的にご紹介します。ぜひ参考にしてください。

中間テストよりも範囲が広いため、早めの対策が肝心

中間テストよりも範囲が広いため、早めの対策が肝心

期末テスト対策でやりがちな失敗は、中間テストと比べて範囲が広いことの認識不足です。
国語・数学・社会・理科・英語の5教科で行われる中間テストに対し、期末テストでは、副教科と呼ばれる音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科が加わり、全9教科となります。そのぶん対策には時間がかかるので、中間テスト以上に早くから始める必要があるのは当然のことです。
中間テスト終了後、授業で習ったところはどんどんワークを進めておくぐらいの姿勢が大切です。ワークは何度も解きなおすことで高得点につながりますので、テスト範囲の発表を待たずに進めておきましょう。

中間テストの見直しも!

期末テスト対策というと、「中間テスト範囲の次から」と考えがちです。教科書のページで言えばそうかもしれませんが、実際には、期末テストで得点するためには、中間テスト範囲をしっかり理解していることが欠かせません。
特に、「積み上げ教科」と言われる英語や数学ではその傾向が顕著です。たとえば、アルファベットがあやふやなのに、英単語を正確に覚えることはできません。正負の数の理解が不十分なのに、方程式を解くことは難しいでしょう。中間テストで得点できなかった問題をしっかりやり直しておくことは、とても大切です。

5教科期末テストの点数を上げる勉強方法

5教科期末テストの点数を上げる勉強方法

次に、主要5教科の点数を上げるための勉強方法を、教科ごとに具体的にご紹介します。それぞれの教科の対策ポイントを押さえ、好き嫌いせずに各教科バランスよく取り組みましょう。

国語の勉強法

国語では、まず、テスト範囲の教科書を音読します。1日5分でもいいので、テスト2~3週間前から続けると効果的です。その際、読めない漢字や意味がわからない言葉をチェックして、必ず確認しておきましょう。漢字については、読めるようになったら書き取りも忘れずに。あとは、ワークをやり込みます。問題を見たら答えがすぐわかるくらいまで、3回は繰り返して解きましょう。苦手な人が多い記述問題も、配点が高いのであきらめないこと。ワークの解答を暗記するまでやり込めば、80点以上も十分ねらえます。

数学の勉強法

数学は「積み上げ教科」のひとつです。まずは中間テストの復習をしっかりしましょう。「公式を覚えていない」「解き方が理解できていない」という部分をなくすことが必要です。
そのうえで期末テストの対策に取り組みますが、まずは範囲の教科書の問題をすべて解けるよう練習しましょう。教科書は解説も丁寧なのでわかりやすいはずです。教科書をマスターしたら、次はワークの問題をとことんやり込みます。
教科書もワークも、わからない時には時間をかけすぎないよう、すぐに先生や家庭教師に質問して解決しましょう。

英語の勉強法

英語も、数学と同じく「積み上げ教科」です。中間テスト範囲の単語や文法が理解不十分なら、まずはその復習が肝心です。中間テストの解きなおしをしっかりしましょう。
次に、期末テスト範囲の音読を毎日継続します。その際、授業で習った日本語訳を頭に入れてから読むと、理解が進むのでおすすめです。続けるうちに、範囲の英文が自然と浮かぶようになるでしょう。同時に、単語帳を作って毎日計画的に覚えていきます。あとは、やはりワークのやり込みです。できない問題がなくなるまで、3回は繰り返し取り組みましょう。

理科の勉強法

理科には、生物・地学・物理・化学の4分野がありますが、どの分野も、まずは重要語句を覚えることが第一です。生物や地学は特にこの部分が大きくなります。
一方、化学や物理では、「起こる現象」(「石灰水に二酸化炭素を加えるとどうなるか」など)の暗記も必要です。生物・物理・化学では、実験の操作の方法や目的、注意点なども、理解して覚えましょう。
また、物理と化学では、数学的な計算問題も出題されます。数学同様、教科書で理解したうえでワークをやり込んで解けるようになっておきましょう。

社会の勉強法

社会には、地理・歴史・公民の3分野があり、いずれも暗記とワークのやり込みが中心ですが、留意すべき点が分野ごとに異なります。
地理では、差がつきやすいグラフ問題に注意。数字の丸暗記ではなく、何を表したグラフなのかを理解することが必要です。
歴史は年代が重要なので、暗記する際もできごとの起こった順番、流れを意識しましょう。
公民は、最近のニュースと絡めた問題が出されることが増えています。教科書の暗記だけでなく、授業で先生が話題にしたできごとや最新ニュースと関連付けて理解しておきましょう。

サボりがちな副教科の勉強方法

サボりがちな副教科の勉強方法

副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)は、主要5教科と比べると軽視されやすい傾向がありますが、これは大きな間違いです。副教科の成績は、高校入試の内申点に大きく影響することを忘れてはいけません。5教科の勉強とのバランスをうまくとって、勉強時間をしっかり確保することが大切です。

副教科は授業中の先生の解説がヒント

副教科は、主要5教科と比べて、テストの出題内容が教科担当の先生に委ねられている傾向があります。教科書どおりというよりは、先生が授業で配布したプリントや、実技の際に説明された内容が出題されることが多いということです。
もちろん、出題範囲は教科書や副教材のページで示されますが、それらをすみずみまで読みながら、授業中に先生が強調したことをよく思い出すことで、テストで得点しやすくなります。つまり、ふだんの授業で先生の話をよく聞いておくことが対策の第一歩です。

期末テストで高得点獲得のために押さえるべきポイント

期末テストで高得点獲得のために押さえるべきポイント

ここまで、副教科も含めた教科ごとの注意点を見てきましたが、最後に、どの教科にも共通する、高得点獲得のために押さえるべきポイントをご紹介します。

テスト勉強を計画的に行う

期末テストでは、副教科が加わって9教科となる上に、副教科のテストは学期に1回であることがほとんどなので、範囲も広くなります。中間テスト以上に早くから、計画的に準備をすることが、高得点獲得には欠かせません。
年度の初めに年間行事予定表でテストの日程を確認しておき、テスト1か月前からは中間テストの復習やワークのやり込みをスタートさせるなど、対策学習に取りかかりましょう。
テスト対策にフライングはありません。

準拠テキストをやり込むことで、さらなる高得点

定期テスト対策では学校のワークのやり込みがまず大切ですが、高得点を目指すなら「ワークをやり切って終わり」ではありません。満点を目指して、準拠テキスト(準拠問題集)までしっかりやり込みましょう。ここでぐっと差がつきます。準拠テキストも、1度解くだけでなく2度3度とやり込むことで、満点に近づくことができます。少し難しい問題もあるのでなかなか解けないこともあり得ますが、いつまでもひとりで抱え込むのは時間のロスです。先生や家庭教師にどんどん質問して、効率よく理解していきましょう。

授業中の小テストや中間テストを復習する

期末テスト対策として中間テストの復習が大切だということは、前にもお伝えした通りです。おろそかにせずに取り組みましょう。
それに加えて、日々の授業の中で行われる小テストもしっかり復習しておきましょう。小テストには、先生が「ここを押さえさせたい」と考えるポイントがぎゅっと詰め込まれています。まずは、返却された小テストをきちんと取っておくこと。そして、定期テスト前にもう一度解いて確認しておきましょう。

ケアレスミスに注意する

不注意によるミスは、本当にもったいないものです。まずは、何を問われているのか、どう答えればいいのか、問題文を読んで線を引き、しっかり把握しましょう。「間違っているものをすべて選びなさい」という問題なのに、正しいものをひとつだけ答えてしまう、というようなミスは意外とやってしまいがちです。
また、数学などでの計算ミスにも要注意です。問1の答えを使って問2を解く問題の場合、初めの問題で計算を間違うと、失点の連鎖が起きてしまいます。焦らないこと、計算過程を丁寧に書くことに留意して、ミスを防ぎましょう。

効果的な暗記方法で暗記する

覚えることが多い期末テストでは、暗記も効率的に進めたいものです。テスト範囲の重要事項をくまなく勉強するのはもちろん大切ですが、すべてに同じ力を注ぐ必要はありません。自分の弱点を認識し、そこを重点的に学習することが大切です。
まずは単語帳や赤シートなどを使い、重要事項の自己テストをやってみましょう。その際「A=すぐにわかった」「B=なんとかわかった」「C=わからなかった」などと分類して印をつけます。Aにはそれ以上時間をかけないこと。BとCのみを2回目の暗記の対象とし、覚えなおしたらまた自己テストをして、同じくABCに分類します。すべてがAになるまで、これを繰り返しましょう。

教科の「暗記型」と「積み上げ型」

主要5教科は、「暗記型」「積み上げ型」に分けられます。
「暗記型」は、その名の通り丸暗記でも得点しやすい教科、「積み上げ型」は、以前学習したことを土台としてその理解の上に新しい学習を重ねていく教科を指します。
一般的に、国語・社会・理科は「暗記型」、英語・数学は「積み上げ型」と言われています。
たとえば、社会の歴史分野で、縄文時代の知識が全くなくても平安時代のことはしっかり勉強したから解けた、ということはあり得ることです。しかし、数学では、平面図形の問題が解けなければ、空間図形に対応することは難しいでしょう。
つまり、「積み上げ型」の英語と数学については、他の教科以上に「継続」が大切です。テスト直前になってあわてないように、毎日の授業で疑問を残さないよう心がけましょう。

まとめ

中学の期末テストで高得点を取る勉強方法をお伝えしました。
期末テストには副教科が加わるため、中間テストと同じ感覚で対策すると時間不足になってしまいます。遅くともテスト1か月前から対策を始めること、また、それぞれの教科のポイントを押さえて、効率的に学習することが大切です。計画的に粘り強く取り組めば、高得点は十分ねらえます。ぜひ、この記事を参考にして成績アップを目指してください。

福惠 望(Fukue Nozomu)

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私生活では子どもが塾に通わず公立トップ校に合格。
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